アメリカ大統領選挙の行方

 晴れ、気温は7度.日中の予想気温はこの時期としては高めになるようで、寒暖差の激しい日になる.インフルエンザの流行は抑えられてもコロナウイルスの流行は抑えきれていない.寒さで室内寒気が疎かになり、空気が乾燥することでコロナウイルスが中々死滅しなくなる影響も大きい.

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 アメリカの大統領選挙の勝敗がまだ決まらない.現在のところバイデン氏がリードしあともう少しで過半数を超える情勢と報じている.トランプ陣営は、郵便投票に不正があったとして訴訟を起こすとし、再度投票の数え直しを要求している.投票の数え直しについては、アメリカ全土で同じ基準で行うのではなく、州ごとに定められた基準で行われるようになっている.この辺り、アメリカ建国以来、州単位の法律で動く日本ではあまり想像できない方法で選挙が行われていることに驚く.

 

 トランプ氏は、再選できなければ破産が待っているとする報道もあり、更に大統領時代の不正が裁判になるとの情報もあり、そういう情勢で有れば必死に戦っているのも頷ける.しかし、もし勝利できないとなると今まで付いていた側近たちもいつの間にか消えていき、法廷闘争も消滅してしまうだろう.

 

 今回のアメリカ大統領選挙の行方は混沌としていた.どちらが有利か判らない中不正確な情報だけがSNSを通じて拡散していく状況で、この大統領選挙が終わったとしてもアメリカは衰退していくのではないかと思わせる.第2次大戦以来世界を支配してきたアメリカがその座を降りる時が来たのだろう.

 

 アメリカ大統領選挙が終わりどちらかが大統領になったとしても日本の立場は弱い.現在の東アジア情勢を鑑みてもアメリカの軍事力は必要で、そのために今まで以上のアメリカ軍に対する費用負担は増えることになるだろう.今回のコロナ禍によって国力が減少している今国民には覚悟が必要になってくる.

 

 アメリカ大統領選挙についてあの毎日新聞が社説を書いている.

mainichi.jp

  他国の大統領選挙に対して意見を述べるという日本の新聞社の一つとしての立場を考えると凄いというしかない.

 更に言えばアメリカの法律的に認められている訴訟に対してしてはいけないと断じている.ここでも毎日新聞は反トランプ色を前面に押し出している.きっと自分たちが支持していたなら、正当な権利だと主張するだろう.日本の新聞社が社説でアメリカ大統領を批判していたのであえて取り上げてみた.