CS観戦
結果 ４−０
出来ることならこの結果が反対だったら。
終盤に来て、京都と札幌のチームの完成度がここまで開いてしまうのか。
パスがつながる京都に比べパスがつながらない札幌、そして得点を決めれるFWと決められないFW。
交代で入ってきた西谷選手は、使えそうである。９０分の戦いは無理だろうが、いい球を上げる。これで、デルリス選手が得点を上げれるようになれば歯車が回りだすはずである。
あと、選手全員が体力的に最低のラインの状態のようだ。夏場にピークを迎えた後、ここに来て夏バテ状態のようである。ここら辺の調整は、フィジカルの役目であるが少し選手の動きが鈍いのが気がかりである。京都のように選手層が厚ければ交代で休めるのだが、ケガ人と選手層の薄さがあいまって最近の成績につながっているのだろう。
最後に京都。今のままではJ1では上位にいけないだろう。ある程度試合になるだろうがスピードが無さ過ぎる。今まで相手を交わす試合を続けてきたが、あの戦い方では、もろに相手とぶつかることになる。そこでは、１対１で勝てる選手が多くないと厳しい。やはり選手の能力の差が有ると思う。少し組織立った戦いをしていく時期ではないだろうか。まだ、外人頼りの試合運びである。
最後に、あきらめるのはまだ早いが、先を見た戦いをしなければならない第４クール。柳下監督の手腕が試される。ここでこらえきれなければ監督交代の可能性も出てくる。そのあたりは監督も考えているだろう。
だからと言って、次の監督のなり手がいればいいのだが、地理的にも金銭的にも厳しいわけだから、ここで何とか盛り返し来年につながる戦いを本当にして欲しい。
