13日の金曜日

何故か日本でも縁起の悪い事になっている「13日の金曜日」うろ覚えであるのだが、確かイエス・キリストゴルゴダの丘で十字架に貼り付けになったのが、13日の金曜日だったから、キリスト教では厄日なのだと読んだか聞いたかした。

 そもそも、キリストが処刑される時代に、曜日の概念があったか疑問であるし、今の暦を遡ってその日が13日の金曜日と断定されたなら、そもそもジンクスとしての13日の金曜日も当てにならないのではないかと思う。
 
 そこで、インターネットの百科辞典である『ウィキペディア(Wikipedia)』で検索してみると、そもそもキリスト教では、13を不吉な数としているらしいこととキリストが金曜日に処刑されたらしいこと以外は不明であった。

 そもそも曜日の概念は、ウィキペディアで検索すると紀元前1世紀頃のギリシア・エジプトで完成したと考えられると書いてあるので曜日の概念はあったようである。

 ということで、日本人的には、13日の金曜日を怖がる理由は無いという結論になるのではないだろうか。
 
 人それぞれに、ジンクスを持っているだろうが、ジンクスそのものは時が流れれば変わるものである。例えば小さい頃、試合前の靴は必ず右足から履くというジンクスを実行していても、いつの間にか忘れてしまっている。それに、そのジンクスを何時も通りに行ったとしても良い結果が出ないことは往々にして有るのではないだろうか。
 更に、「13日の金曜日」の類は、なんの根拠がないジンクスであるので無視しても構わない。


 という文章を書いている時に、後ろに人影が現れて消えていった。あれは何だったのだろう。


 





という書き出しでホラー小説を書けば、ホラ吹き小説家くらいになれるかもしれない。
ということで13日の金曜日のblogでした。