7月25日

今日は、朝から快晴である。見渡す限り青空が広がり日差しをさえぎるものが無い。まさしく夏本番である。
 
 風向きが変わったというか、日中の暑さは相当なものである。この暑い日差しの中を仕事する人たちは大変なことだろうと思う。

 夏と言えば、やはり花火大会だが、見に行く機会が減っている。昔は、「じゃらん」などという雑誌を買い、花火大会がどこで行われているか調べたものだが、最近はとんと興味が湧かない。
 
 偶然走っている車の窓から、夜空に光る打ち上げ花火を見ることがあるが、あの音が聞こえない花火は、大きな線香花火のようで寂しさを感じさせる。それがさみしいという感覚も少しはあるのだが、何と言うか、侘び寂のの世界の境地に人の心を誘う。

 「後もう少しで夏も終わり、何かをしなければ」と言うところか。

 どうして人は、季節を感じる風物を見ると、もうこの季節は終わりと感じるのだろうか?それは自分だけが思うのだろうか。
 夏で言うと、うちわや浴衣姿の女性など、最後の暑さをしのぐため、この一瞬を味わうために装っているように見えるその姿が、却ってこの暑さも終わりと感じさせるのかな。

 7月も残りわずか、それぞれの夏休みがある。