仙台 vs 札幌

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 西谷選手のシュートで始まった試合、前半は両チームのせめぎ合いで始まった。札幌はシュートミスであったが、仙台のシュートは、枠に来る。それを札幌の高木選手の見事な守備で防ぐ。

 そして、カナダ帰りの藤田選手のFKから中山選手が見事なボレーシュートを決める。中山選手の久しぶりのゴールで、札幌は、前半ここから守りに入る。普通なら前に出てくる相手を交わし、前線のツートップに当ててボールをキープするはずが中々キープできない。

 そして前半終了。札幌の1点リードで終える。

 後半、開始早々、藤田選手がサイドをえぐり上げたボールを泥臭くダヴィ選手が押し込み、0−2とする。

 それからは、仙台の圧倒的な攻めが続く。本当に惜しいチャンスを尽く外してくれる。札幌は、8人が下がり守りに入り、最終的には全員守備で守ることになる。
 更に今日の高木選手が枠に来たシュートは、確実に跳ね返す。DFは少しミスが目立つ。

 そして試合終了。

 札幌は、良い勝ち方をした。後半は省エネが目立った。これで土曜日は、少し走れるだろう。今日勝っても土曜日負けていては昇格は無い。選手たちには酷だが、優勝の喜びを味わうために辛抱して欲しい。

 <追記>
 仙台の攻撃は本当に素晴らしい。あれだけ攻めの上手さがあるのにフィニッシュが決めきれない。この辺り若さゆえ、更に言えばもう少し落ち着きがあれば、これは日本人選手だれでも言える事である。
 もし日本人選手が落ち着いてシュートを打てるなら、いつも5,6点入っているだろう。
 
 あと、仙台の弱点は守備なのだろう。攻撃に重きを置いているためか、最終ラインで相手の攻撃を止めざる終えない状況にある。あれが中盤でもう少し球の出してにプレッシャーを掛け、良い球を蹴らせ無いようにすればもう少し相手の攻撃の芽を摘むことができるだろう。
 ただ、点を取りに行くという意思に関しては、J2ではトップレベルにある。

 今日も、先制点が仙台に入れば、どのようになっていたか判らない。札幌にとって仙台側の攻撃陣が不調になっている時期に戦えたことが幸運だった。