今日はFC東京戦

今日は、曇り。道端に緑が見えてきている。1,2週間で鮮やかな緑が増えてくるのだろう。

 そして札幌は、アウェイでFC東京との試合である。昨日何気なくスカパーで横浜との試合を見ていたが、選手の能力からいえばFC東京の実力が上なのは確かである。
 
 しかし、選手の能力だけで試合が100%決まるかというとそうではない。チームワーク、コンディションなどが悪ければ実力を発揮できないのが世の常である。だから番狂わせが起きる。
 その点から言えば、FC東京にも弱点がある。そこをつくことができれば、そしてその弱点を着ける選手がいれば勝機もあるだろう。それが今の札幌にあるかというとないのが残念なところ。

 札幌は、守るそして走るという2つが無ければ勝てはしない。連戦が続き体力も落ち、選手の疲れもたまってきているだろう。前節の試合も全ての選手が100%全力を出していなかった。
 100%の全力で走らなければ100%全力を出している選手のパスは受けれない。クライトン選手がパスの出し先に困ってしまったように、選手は動き出していなかった。あれでは中々得点のチャンスは生れない。

 サッカーは、守りきるスポーツではない。攻めなければ勝てないスポーツである。その攻守の切り換えを早くしなければ勝ち続けることは無理である。その試合の差が、柏戦と川崎戦の違いである。

 選手全員がそれができる試合を続けなければ札幌は勝ちを得ることはできない。この前の試合が捨てゲームなら別だが、そうは見えなかった。
 そのベストに持っていくチーム作りは監督の手腕である。きっと監督も胃が痛い思いをしているに違いない。