今日は、所々に雲が浮かぶそらである。その間から太陽が顔をだす。それにしてもその太陽の日差しが温かそうに見えるのに風の冷たいこと。そのギャップに驚く。
表題、この年で初恋をしたわけではない。初恋の人の夢を見たわけである。そしてバックに村下孝蔵の「初恋」が流れるという、まるでドラマの演出のような流れである。
そんなことを臆面も無く書くのも気が引ける。
しかし、かえって年を取ったということだろう。あの頃に戻りたい、もう一度上手くやり直したら違う人生があったという思いがどこか心の奥底にあったのだろう。
その頃の自分の空回りを思い出すと、思わず頭を抱えてしまうのだが。
しかし、あの頃の思いを何故これ程記憶にとどめているのだろうかと不思議に思う。あのじりじりとした思いが今でも心に蘇ってくる。それが何か青春だったなと思う。