DNA鑑定

 朝、少し雨がパラついたが今は止んでいる。空は雲が全面を覆っている。外の気温は14度であった。

 今日の6時には至る所で花火が上がった。運動会の開催を知らせる花火の音である。やはり例年にもれず週末は雨が多い。雨でなくとも寒かったり、強い風が吹いたりと余り良い週末は来ないことの多い月である。


引用 アサヒコム(http://www.asahi.com/national/update/0604/TKY200906040075.html
 足利事件の菅家さん釈放へ 再審開始、確定的に

 90年に栃木県足利市で当時4歳の女児が殺害された事件で無期懲役が確定した菅家利和(すがや・としかず)受刑者(62)の再審請求で、東京高検は4日、女児の肌着に残った体液のDNA型と菅家受刑者の型が一致しないとするDNA型の再鑑定結果を受けて、「新鑑定が無罪を言い渡すべき明らかな証拠にあたる可能性が高いと判断した」とする意見書を東京高裁(矢村宏裁判長)に提出した。あわせて菅家受刑者の刑の執行を停止する手続きを取った。この意見書により、再審が始まることは確定的になった。

 
 この事件が無罪となった事で、冤罪を訴えていた事件の見直しが必要になるだろう。

 昔に遡れば、自白があり、更にDNAの型が一致したという証拠が提出されれば、裁判で有罪になることは残念だが仕方がないことであったかもしれない。
 しかし、ここで問題になるのは、やはり事件を捜査した警察官、及び起訴した検察官に非は無かったかである。それをきちんと明らかにしなければ、このような犯罪は、現行犯逮捕しなければ犯罪の証拠は疑わしい事となってしまうからである。

 今後、過去の犯罪でもDNA鑑定から無実に成る人も出てくるだろう。一層の事DNA鑑定で犯人とされた事件はすべて再鑑定をすべきだろう。
 もし刑務所に入らずに過ごした時間があれば、別な人生を送れたことだろう。それが幸せだったか不幸せだったか判らないが、もしやり直す事が出来るならやり直したいと思うのが人情だろう。