異常気象

 曇、それでも昨日よりは明るいだろうか?朝日は今日も顔を出していない。気温も昨日と同じで十分冷え込んでいる。

 北海道で何時もなら雪の殆んど降らない、釧路や日高の方で大雪が降った。これも異常気象の表れなのだろうか?局地的に見れば異常だろうが、大気の流れの一つとしては異常とは言えないのだろう。
 
 地球温暖化が全てではないだろうが、地球の気候のサイクルは確実にずれてきてはいるだろう。
 最近大きな火山の噴火は無いが、地球上のどこかで大きな火山の噴火があれば必ずその影響が引き金となって徐々に地球の環境を変化させる。温室効果ガスの上昇もそれと同様に、地球環境を変化させる要因になる。

 それと同様に、アマゾンの密林が大規模に開発され、東南アジアの熱帯雨林が減少すれば何らかの影響を及ぼす、砂漠が徐々に増えるのもその影響であるし、世界のどこかで異常気象が起こるのもその影響である。
 こういった異常気象が起こり始めたと言うことは、既にその流れが地球規模で置きつつあると言うことであるので、これを今からの行動で回復させることは不可能だろう。
 この先何十年かかって温暖化ガスの排出量を減らしたとしても、今の気候変動を変えるのに100年以上のスパンが必要だろう。もしかすると既に人類が生活するのに耐えられる環境を維持するのは困難な状況に陥っている可能性がある。

 それは、人類が誕生する前、恐竜やマンモスが一遍に絶滅したように、人類の大多数が絶滅する環境がこの先いつ訪れてもおかしくない。

 今後、環境の変化は、年を追う事に厳しさを増すだろう。そのひとつひとつに人類は耐えることができるだろうか?その中で自分はどのように対応すべきか教えてくれる人は誰もいない。