昨日、今冬の最低気温と書いてみたが、早々と更新されてしまった。朝の最低気温はマイナス20度を超えてしまった。
外に出ると、空は青空で朝日が非常にまぶしいくらいに晴れ渡っているが、その光の強さとは裏腹に、寒気が体を即座に包み込む。口から吐く水蒸気が睫毛に付くとたちどころに凍ってしまう。
だけれども、道民はこの寒さの中、朝が早い人は既に活動を始めている。更に交通機関もそれなりに通常通り運行しているようで、馴れと言うものは本当に凄いものである。
引用 日経ネット(http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt257/20100204ATDG0302C03022010.html)
(2/4)小沢氏不起訴、石川議員ら3人は起訴へ 東京地検方針
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件で、東京地検特捜部は3日、政治資金規正法違反(虚偽記入)容疑で告発された小沢氏を4日に不起訴処分とする方針を固めたもようだ。小沢氏の元秘書の衆院議員、石川知裕容疑者(36)ら3人は同法違反罪で同日、起訴する方針とみられる。
- -
この話し、昨日の時点で既に報道されていた。これもどこから出てきたのか気になるところ。
あれだけ、検察のリークが話題になってもなお報道機関は強気でリーク報道を繰り広げてきた。
これはまさしく、権力対権力の争いの人つなのであろう。今までの表から伺いしれなかった権力闘争の裏話が、こう表沙汰になるのはやはり大きな権力交代があった証だろう。
自民党対民主党の争いが、民主党の勝利でまず権力闘争の火蓋がきられた。まずは、政治の中での争いが始まり、予算編成の中でまず民主党が権力者であると表明したが、それを不服に思う者は、色々なところで反旗を翻した格好である。
まず記者クラブ、マスコミの一部、検察と言うように、既得権益を守ろうとする余りに色々な手段を使う。これもまだ絶対的権力を持つ前に自分たちの立場を有利にする戦いの一つだろう。
それに対して今後民主党あるいは、小沢一郎がどう収拾して行くかが次の見所だろう。昔の小沢さんなら、田中角栄流のブルトーザーと言われたそのやり方で一気に攻め立てるのか、それとも昔の金丸、竹下流の寝技を絡めて突き進むのか、それは興味はある反面、今後の日本の心配の種になるだろう。
日本人は、絶対的な権力者を好まない、それは日本に限らずどこの国も同じなのだろうが、頂点に立たせた途端、足元をすくいに来るのはどの国もおなじだろう。
それを上手に操ることが権力者の腕の見せどころだが、それが行き過ぎると独裁政治となるところが怖いところである。
日本の政治家が、徐々に世襲制になってしまったのと同様、権力は時間とともに腐り始めるのは必然である。
この先の民主党のやり方は、権力機構のバランスを如何に取るかに掛かっているだろう。
そのバランスの取り方を、まだ政権交代に慣れていない、民主党、自民党そして国民が試行錯誤しなければいけない。