今日も曇り、しかし日中は晴れるらしい。気温は、少し涼しさを感じる。
すっかりW杯に隠れてしまった感がする参議院選挙だが、少し残念なのは、民主党に勢いが感じられないこと。それは、守りに入った姿勢とも言える。
更に残念なのは、自民党を含めた野党が余りにもぱっとしないところ。一時みんなの党を持ち上げる様な所もあったが、それも今はその他大勢の小政党の一つに過ぎない印象である。
今回の選挙が始まる前、菅総理が口走った消費税問題、それが選挙に不利になるからという思惑で急にトーンダウンしたのは頂けない。更に野党もそれに関しては曖昧な態度を取っているように見える。
それは、有権者の判断を白黒つけるものだからということだろう。今まで選挙前には、甘言しか言わなかった時代に逆戻りだということである。
それもこれもやはり政党には、小泉時代の郵政改革選挙の苦い思い出がトラウマになっているのだろう。
当たれば大きいし当たらなければ惨敗する大きな掛けを行うには、今の状況では厳しいのだろう。更に言えば、大きな掛で惨敗するより、小さな掛で善戦し互角の戦いをしたいという立候補者の望みなのだろう。
メキシコ湾の原油は漏れ続けている。
引用 朝日新聞(http://www.asahi.com/international/update/0701/TKY201007010514.html)
メキシコ湾、今年最初のハリケーン 原油回収が一時中断
米史上最悪の原油流出が続くメキシコ湾で今年最初のハリケーン、アレックスが30日夜(日本時間1日)、湾西部からメキシコ北部に上陸した。原油流出の現場海域を直撃こそしなかったものの、高波で回収作業が一時中断した。
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この問題は、EUの経済危機と合わせ世界に再度重大な危機をもたらす恐れがある。原油流出は水面下1500mの地点であり、いうなれば月面で月の石の採取作業を遠隔操作で行っている状態と言える。もしこの流出を止められなければ、今後海水の汚染は広まり続け地球環境に多大な影響を与えるだろう。