心停止

 快晴、今日は暑くなりそうである。こんな日は、仕事を休みたいとつくづく思う。

 気になるニュースは、

 

 引用 報知新聞(http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/etc/news/20110803-OHT1T00004.htm) 

元日本代表DF松田、一時、心肺停止「極めて厳しい状態」

 元日本代表DFで02年日韓W杯の16強進出に貢献した松田直樹(34)=JFL・松本山雅=が2日、長野・松本市内の梓川ふるさと公園での練習中に倒れ、心肺停止状態となった。急性心筋梗塞とみられ、午前10時過ぎに市内の信州大医学部付属病院の救急救命センターに緊急搬送された。人工心肺装置により血流を維持し、心肺停止状態から微弱ながら心臓の鼓動は戻ったが意識はなく、今村浩医師は「極めて厳しい状態」と語った。

 このニュースを初めて聞いて驚いた。現役のプロサッカー選手が突然倒れたということが驚きでもあったし、何故倒れたのかという理由を知りたかった。

 34歳という若さであるが、年齢に関係なく心筋梗塞は起こりえる。ただし、プロスポーツ選手というアスリートの人が発症することは稀だろう。それなりに節制に務め健康管理を行っているからだ。

 

 もし以前から持病があるとすれば、メディカルチェックなどで発症する前に発見されているからである。だから突然心筋梗塞に見舞われる心配は少ないと思われるからである。

 今回、心筋梗塞が起きた原因として考えられるのは、夏場のトレーニングによる脱水で血液粘度が上がった、心負荷による不整脈が起きた、心血管痙攣が起きた、などが考えられる。

 心筋梗塞は、倒れた時の応急処置によって生存率が変わる。心臓マッサージは必須である。今回、倒れた時にいわわせた看護師が心臓マッサージを行ったと伝えられていることから、それなりの処置は行われたようだ。

 ただし、心臓には主として大きな3本の血管があり、その内の左前下行枝と呼ばれる血管が心臓の壁を動かす大きな役割を果たしている。それが詰まり血液が行かない場合、心臓の動きは止まり、血流が回復しなければそのまま急速に壊死に陥る。

 

 まだ、その後の容体については詳報が無いので不明だが、鍛えられたスポーツマンとして奇跡的な回復を祈りたい。

 また、一般の人も、鍛えられているからと言ってこのような心事故が起こらないと過信するべきではないだろう。