曇り、朝方雨が多少降った。気温は少しぬるく湿度は非常に高い。それでも夕方には涼しい風が吹くようになってきた。暦の上では真夏だが、既に秋の気配がすぐそこに来ている。
引用 日本経済新聞(http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E2EBE2E7958DE2EBE2EAE0E2E3E39191E3E2E2E2)
九電、提出求められた資料廃棄 指示した幹部「自分の判断」
やらせメール調査で九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)の再稼働を巡る「やらせメール問題」に絡み、同社が設置した第三者委員会の郷原信郎委員長(弁護士)が9日、福岡市内で記者会見し、原子力発電本部の中村明副本部長(上席執行役員)が、第三者委などが提出を求めたプルサーマル発電導入に関する証拠の資料廃棄を指示していたと発表した。実際に資料の一部が廃棄されたという。
一昔前の企業体質を見せつける九州電力というところだろう。きっと本人は、当たり前のことと思ってやったのだろう。もしそれが発覚しても、上司は面倒を見てくれると考えていると思う。本人も男気を見せて格好をつけた気でいることは傍から見ても想像がつく。まさしく、浪花節の世界が残る、なつかしき昭和の風景である。
きっとこの男性は、首になった場合、どこかの九電系列の子会社に役員として老後を過ごすことを約束されているのではないだろうか。そしてこの行為は、また脈々と受け継がれ、何時かまた遺伝子のように発現する。
しかし、こういった企業はいつか淘汰される。そのいつかは明日かもしれないし来年かもしれない。