晴れ、気温は、朝6時で17度と急に涼しさを増した。このまま秋に突入していくのか、それとも残暑が続くのか、出来るなら程々の残暑でお願いしたい。
引用 読売新聞(http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20130815-OYT8T00008.htm)
原子力発電所の運転再開に向けた安全審査の第8回会合が14日開かれた。北海道電力が最大で7・3メートルの津波が到達するとした泊原発(泊村)の津波想定について意見が交わされ、原子力規制委員会からは北海道電の想定の甘さを指摘する意見が相次いだ。
引用 日本経済新聞(http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1402T_U3A810C1EE8000/)
原子力規制委員会による原子力発電所の安全審査がスタートしてほぼ1カ月たち、再稼働に向けた各原発の進捗に濃淡が出てきた。四国電力・伊方(愛媛県)や九州電力・川内(鹿児島県)が順調な一方で、北海道電力・泊(北海道)は遅れが目立ち、冬の稼働が厳しくなってきた。関西電力・大飯(福井県)は審議に入れない。地震や津波対策で明暗が分かれた格好で、再稼働時期にも大きな差が出てきそうだ。
北海道電力の体質の甘さが露呈し始めたようである。北海道の地理的環境のためか、北海道の会社は危機意識が非常に少ない。強力なライバルが居れば良いのだがそういったものも存在しなく、こういった緊急の事態にそれが露見し、身も蓋もないことになる。
同じような環境にある北海道の会社と言えば、JR北海道も同じような存在である。次々と体質的な問題が吹き出すことで強力な改善策を取ることができない。そのため対策が後手に回り、結局信頼感が低下する。
北海道人は、人に失敗に対して寛容である。それは甘いと言えるかもしれない部分がある。それは、厳しい環境に置かれているはずなのに、寒ければ真夏のような室温に成るまでストーブを焚き、真冬の厳しさを知ろうとしない。本州の方が冬の家の中は北海道より寒いと言われるがそれは事実である。
みんな誤解しているかもしれないが、冬の北海道は外に出れば寒いが、室内にいる限り何の問題もなく暮らすことができる。更にそういった時期、外に出れば雪によるJRの遅れや交通マヒによる移動手段が無くなるなどといった事がたまに起きるがそれも排雪の手段が整っているため実害はそれ程大きくない。夏の本州の水害の方が何の対策も取られていないと思えるほどである。
そのように冬に障害が起きても、待っていれば何とかなるさという、緊迫感が無い状態で暮らしているため、危機的状況が起きても待つという考えが最初に起きるのが北海道人である。
そのため、待っている間に状況が悪化することもしばしばである。今回のJRのように、何かが起きなければ行動しないというのも北海道人の待つという気質からだろう。それに対して住民から何の不満も出ないのもそれに慣れきっているからだろう。
今回の北電の対応も、自分たちが想定していないことに対して何か行動しようとは考えない。何事も起きなければ、そのまま待つ、指摘されれば対応する。それが染み込んでしまった結果ではないだろうか。
この先直ぐに企業体質が変わるとも思えず、それも待つしかないのかもしれない。