曇り、それでも徐々に雲の隙間が増えてきている。天気予報は晴れらしい。
今日のニュースで、福島原発の汚染水浄化に東芝製の「サリー」が運転と伝えられていた。その中で、毎日400tの汚染水が増えていると報じられていたのだが、これはどういうことだろう。
引用 テレビ朝日(http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/210817001.html)
16日に試運転を開始したサリーは、汚染水から放射性セシウムを取り除く装置です。東芝がアメリカのメーカーなどと設計・開発しました。福島第一原発では、現在、一日約400トンの汚染水が増え続けています。しかし、汚染水浄化システムは、これまで水漏れなどのトラブルが相次ぎ、稼働率は7割弱にとどまっています。東京電力では、サリーの導入で稼働率を9割に引き上げたいとしていて、早ければ17日深夜にも本格運転に入る予定です。
その詳細は報じられていない。もしかすると雨水が流入しているのだろうか?もしこれが事実だとしたら、既に福島原発内の汚染水は地下に浸透しているだろう。それでも放射性物質は、地面の土や砂に大部分は吸着されている可能性が高いが、周囲の海に多少にじみ出ているのは確実だろう。
引用 電気新聞(http://www.shimbun.denki.or.jp/news/energy/20110817_01.html)
第2セシウム吸着装置「サリー」、汚染水浄化へ試運転開始
東京電力は16日、福島第一原子力発電所の汚染水浄化システムで第2セシウム吸着装置「サリー」の試運転を開始した。既設の第1セシウム吸着装置や除染装置との組み合わせ試験などを行い、早ければ17日深夜にも本格運転に入る見通し。汚染水浄化システムではトラブルの発生などで装置の稼働率が低下し、処理の遅れが懸念されていることから、サリーの導入で90%の稼働率を目指す。
しかし、サリーと聞くと反射的に「魔法使いサリー」を思い浮かべてしまう。魔法のように一瞬で全てを浄化してくれるならこれに越したことはない。