キックオフ

 晴れ、まだ朝日は低いところにあるため少し薄暗い。気温はマイナス20度近く、外に出ればすぐにでも体が凍りそうになる。南西の空には、白い月が青空の門番のように鎮座している。


 昨日は、札幌ドームでコンサドーレ札幌のキックオフイベントがあり参加してきた。

 開場の30分前に着いたが1時になるまで車で待機していたのだが、今年は、入り口が2か所となり、毎年繰り返されていたあのだらだらとした行列も無く、良かった。

 当日は、フットサルのエスポラーダの試合が、三浦和義選手の参加で盛り上がっており、見に来る人の数も減ったのではないだろうか?

 

 今年のステージは、観客席の正面に移動し見やすくなったが、如何せん距離があるためステージ前と観客席が分離されてしまう。本来ならステージをグラウンドの真ん中に置くのが一番なのだろうがそれ以外のレイアウトをどうするかが問題になる。

 今年は、初の催しとして選手と入場者で大運動会が行われた。時間が押したためなのか、それと新入団選手のインタビューが同時に行われ、同時にMCの声が場内に流されるため、選手のインタビューが前半はほとんど聞こえないという展開になり、少し残念だった。

 ファンとの交流という意味では、どちらも必要と思うので来年もこれを反省に改善してほしい。

 やはり一番の問題は、前半のサーポートソング選考の段取りの悪さだろう。演奏者が変わる毎にステージのセッティングをするのは、やはり経験不足が有った。普通なら、ドラム、キーボードなどは、あらかじめセッティングして置き入れ替わりで使えば問題なかったはず。その時間が後半の時間が押された原因だろう。

 それと、近年選手との交流の時間が減っていたのだが、今年も、前半は殆ど選手が会場内におらず、交流と意味でも残念である。新入団の選手など顔と名前を知ってもらうことが大事なのだから、どんどん会場内を歩き、スタッフ同様動くべきだろう。

 選手は、大事な商品だからもしものことが有っては問題だろうが、こういった場でなければ間近で見れないのだから、その辺りは、少し工夫が必要だと思う。

 今年は、ゴン中山選手が、会場内におり握手することができた。中山選手にはぜひJ1の試合でゴンゴールを決めてもらいたい。