秋晴れ、朝6時の気温が15度とかなり下がった。残暑からいきなり秋になった感が有る。でも北海道ならこの時期朝の気温が10度以下になる日もあるくらいだからまだ暖かいといえる。その気温の低下が紅葉を作るので、山の景色が変わるのはまだまだと言える。

 秋の紅葉と言えば、やはり滝が似合う。北海道でいえば大雪山国立公園内にある、羽衣の滝(天人峡温泉)と銀河の滝(層雲峡温泉)だろう。同時に2か所回るには、大雪山の裾野を4分の1程回らなければならいので、時間が掛かるが垂直の崖の上から流れる滝の姿は日本画に出てくる滝そのものである。近くによるとその水しぶきで虹が見えるところも味わい深い。

 滝が落ちるときにその水しぶきがマイナスイオンを発生し、体に良いという話を聞いたが、かなり近くに行かないとその効果は薄いだろう。滝に打たれるほど近くなら効果があるかもしれないが、あの水量の下に入って立つことは不可能だろう。

 今年の秋の紅葉はどうだろう。これだけ残暑が続いて紅葉辺りは今でも青々している。最低でも一度零下にならなければ見事な紅葉はできにくい。このままだったら、その時期を逸して冬が来てしまいそうな気がする。

 10月に入りどのような天候が続くかで紅葉の出来も変わって来るだろう。今年はどうだろう。