男と女

 晴れ、朝方の気温は零度近かったが太陽が高くなるにしたがって徐々に気温が上昇しだした。日中は、10度以上にはなりそうである。


引用 朝日新聞(http://www.asahi.com/national/update/0412/TKY201204110836.html) 

 インターネットバンキングを使い、会社の金約2億3千万円をだまし取ったとして、警視庁は11日、東京都中央区の工業用ゴム会社の元経理部係長、栗田守紀(もりとし)容疑者(33)=埼玉県朝霞市朝志ケ丘2丁目=を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕し、発表した。警視庁は、同様の手口でほかにも約3億円を詐取した容疑で追送検する方針だ。

 この記事の書き方は、すこしおかしい。そもそもこの犯罪の手法としてインターネットバンキングが使われたことが新しい犯罪方法として注目なのか、それとも会社の金を使ってキャバ嬢に貢いだことが主なのか判らない。
 記事としては、インターネットバンキングを外した方が正しく情報が伝わると思う。

 何が正しくて、何が正しくないのか、書き手が書き方を誤ると読む方に正しく伝わらない。

 この栗田容疑者も金の力で女を手に入れることを望んだのだろうが、それで愛情が買えると思ったのが馬鹿なのだろう。あるいは、今の地位の名誉も失っても良いと思う、或いは刑務所に長らくご厄介になったとしても得難い絶世の美女だったのだろうか?

 人間なら、その場の感情の高まりで周囲が見えなくなることは良くある。その間は、だれが諌めようとも聞き入れることは中々困難なものである。
 だからではないが、その間、周囲は間違いをしでかさないか気を付けていなければならないのだが、なかなか上手くはいかない。ほとぼりが冷めれば、何もなかったように平常運転できるが、この事件のように色々な問題が噴き出すこともある。

 その後始末は、周囲の者がしなければならないのだからできることなら重大事を引き起こす前に手立てを打てることが肝心である。
 
 男と女の色恋沙汰程、当の本人たち以外にとって傍迷惑なものは無い。