ネット

 晴れ、蒸し暑い。

 連休明けの火曜日、どうしても気が緩みがちである。更に、ここの所の日中と朝の気温差から夏風邪気味になっている。これだけ気温差があると体調がついて行かない。

引用 朝日新聞http://www.asahi.com/national/update/0715/OSK201307150140.html

高知市コンビニエンスストア「ローソン高知鴨部(かもべ)店」の男性従業員が、店内のアイスクリーム用冷凍庫の中に入り、横になった様子を友人に撮影させ、写真をネット上のフェイスブック(FB)で公開していたことがわかった。ローソンは15日、男性従業員の解雇と、同店とのフランチャイズ契約の解除を決めたと発表した。

 気軽な情報発信ができるようになり、こういった公私の使い分けという部分での逸脱が自分の人生を狂わせることになる。

 確かに、今の異常な暑さをギャグにする、自分の周囲の限られた部分で笑いを取ろうとする軽い気持ちだったのだろうが、それがそのまま世界中に拡散してしまうことの怖さを知らないことに対する悲劇ともいえる。

 昔なら、そういった写真などは、仲間内の間で共有され、世の中に出ることは無かっただろう。そしてそれはひっそりと時間の渦に消えていくようなものだった。しかし、今はそうでは無い。もしかするとそのデータは、自分の一生よりも長く存在し続けるかもしれないものになるのである。

 その場限りで、消え去るものは一時的な恥で済まされた。何十年後にそういったものが世の中に残るものでは無いし、人の記憶からはとうの昔に忘れさられてしまうものだからである。

 しかし、現代は違う。そういったものは、いつの間にか世界中に広まってしまう。実際、インターネットを検索すると個人的な範囲の趣味で取られた映像と思われるものが話題になっているのを目にする。

 本当に気を付けなければならないのは、自分が密かに自分だけにしようと思ってもそれを一度ネット上に上げただけでそこから既にそれは、自分の所有物では無く成るという事である。それだけは肝に銘じてネットに参加しなければならない。