電気料金値上げ 江沢民死去

 曇り、気温はマイナス6度.天気図的には西高東低の冬型の気圧配置に近いかたちである.そのため北海道の日本海側では強い風が吹き吹雪になる予想である.それも明日には緩み天気も回復しそうだが、それでも大陸からの冷たい風が北海道には入り込む状態で寒い日が続きそうである.

 

news.yahoo.co.jp

 電力料金の値上げが凄いことになっている.1割程度の値上げならと思うが1.4倍となると月々1万円なら1万4千円になるわけだから家計に対する影響は大きい.だからといって今の状況では劇的な変化は望めそうにない.

 この電気料金値上げは全ての電力会社が予定しているわけで北陸電力だけの問題ではない.色々な物が値上がりを続け既に物価は目に見えて上がってきている.更に電気料金値上げは製造コストにやがて転嫁されるわけで来年4月以降の物価上昇にも国の対策が必要になるだろう.

 

newswitch.jp

 そこで出てくるのが原発再稼働の問題である.自然エネルギーだけでは電力需要を賄えず火力発電に頼っている状況でそのエネルギーコストの増大が電気料金の値上げにつながっているのも事実である.自然エネルギーの不安定な部分を別な方法で賄うために火力発電が使われている訳なので自然エネルギーを重要視するならそれを補完するものが必要になるのは当たり前のことである.

 その選択肢の一つとして日本国内の原子力発電所があるわけである.それを安全に稼働し使用することが今の日本の状況を改善する一つの方法である.将来、原子力発電は不要になる時が来るだろう.例えば日本は火山列島であるため地熱などの自然エネルギーは日本の津々浦々に存在する.そういったものを上手く利用できるような技術を完成させ原子力発電の置き換えを進めていくのも手である.このまま安全のために反原発を貫くことで電気料金の高騰を受け入れるのかの選択をしなければならない時が迫っている.

 

www.youtube.com

 江沢民氏が亡くなった.ゼロコロナで中国国内でデモが起き少し騒がしい時期でもある.これを習近平氏はどう利用するかが見ものである.

 元の最高指導者に対して国民に喪に服すことを求め今のゼロコロナ政策の後押しする材料として利用することである.それは、自分を神格化する体制を整えているため新たな象徴を今の時期に作りたくない思いもあるだろうが、この騒乱をいったん納めるためには利用することがあるだろう.

 今の中国が世界に対してこれ程強大な国家を作った人物である.更に言えばそれに乗っかり習近平という人物が力を発揮できる土台を作ったとも言える.

 

 この前の衰えた姿を見せた胡耀邦が会議の途中で連れ出され中国が習近平唯一の国になったことを世界に示した.そして、江沢民の死である.だれも習近平を抑え込む人物は居なくなったわけである.その事実を知った国民がその体制を受け入れるかどうか、受け入れないとしたらそれをどのように完璧に抑え込むかその動向がこの先の中国の未来を決めるのかもしれない.

 世界にとって今の中国を作り上げる基礎を作った鄧小平は、中国の発展を見ずにこの世を去った.果たして彼が望む中国とは今の姿を見せている中国だったのだろうか.