連続ガスボンベ爆破事件

 曇り、12度。

 

引用 時事通信http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014052100062) 

ナイジェリア中部プラトー州の州都ジョスで20日、2台の車に仕掛けられた爆弾が連続して爆発し、救急当局者によれば少なくとも118人が死亡、56人が負傷した。死者はさらに増える恐れがある。

引用 毎日新聞http://mainichi.jp/select/news/20140521k0000m040119000c.html

20日午前10時20分ごろ、北海道石狩市浜益区柏木の道警札幌北署柏木駐在所で、住宅部分の玄関付近に、破裂したカセットこんろ用ガスボンベ1本とくぎ(長さ約2センチ)1000本以上が散乱しているのを駐在所の男性巡査長(28)が発見した。駐在所に損壊はなく、けが人はいなかった。


 片や死者118人、片やけが人ゼロと爆弾事件といえども規模が違うのだが、まかり間違えば北海道の事件も死傷者が出たかもしれない。犯罪としては凶悪と言って良い。

 北海道の事件は、容疑者とみられていた主婦が逮捕され、その後も同様の手口の事件が起きているが、警察の見方は模倣犯というものだった。

 しかし、ここに来て模倣犯なのか、容疑者の意思を継いだものが犯行を行っているのかという展開になって来てしまった。

 事件が解決したかに見えて、本当は解決していないという警察にとっては威信を掛けた捜査体制になるのだろう。

 警察も、自分たち組織に対する犯行という事であったが、余にも手口が幼稚であり、最初は仕掛けられていても余り被害が無く、簡単に考えていた節がある。その後、防犯カメラ等の映像から容疑者の家を家宅捜査し、重要な手がかりを押収した。犯人しか知りえないメモと、脅迫状に使われた判子を押収し、間違いなく犯人だと確信したのだろう。

 しかし、その後も同様の手口で犯行が繰り返され始めるとそうとばかりも言っていられなくなり、次の犯人も急いで逮捕しなければ不味い状況に陥っている。

 そして、容疑者の弁護人が会見を開いたのだが、弁護士というのは印象だと思うが、弁護士らしくない人間が、容疑者が取り調べで黙秘を貫いているのは正当な権利と言っているが、黙秘していること自体何らかの事件とのかかわりがあるという事である。それが無くては、黙秘する理由がないと思われる。

 

 模倣犯なのかそうでないのか、今の事件を起こしている犯人の逮捕が待たれる。