福岡戦

 晴れ、気温は14度。日中は真夏日になりそう。

 厚別の試合、CSで観戦。土曜日は半ドンで中々試合に行けない。厚別は、ナイター設備が無いためどうしても試合開始が2時くらいがギリギリなのか?3時だと西日がきついし、曇りだと暗くなってしまうから。

 毎回いうが、厚別で試合をするならやはり改修が必要である。どこがそれをやるかと言われると困るが、東京五輪のサッカー会場に札幌ドームが使われるというから、その試合用のサブグランドとして厚別を使えば良い。その改修費用として国の事業で建て替えもしくは改修できないだろうか?

 試合は、前節のように上手くは行かなかった。相手の作戦にまんまとはまり、前目のプレッシャーで前にボールを早く運べない。プレッシャーに合うとパスミスする選手たちにポゼッションサッカーをやるというのは無理目である。

 今まで幾多の監督がそれを目指し挫折していった事か?それをしなかったのは三浦さんくらいか、それでもJ1に上がればボロボロで試合に成らなかった。

 

 ポゼッションサッカーを目指すなら、そういった選手を獲得しながらチームを作り上げなければ今後も不可能だし、ユース世代からそういった選手を育てて行かなければならないだろう。それをするには本当に長い目が必要で、監督が変わるたび指導方法が変わるというなら何時まで経っても未来は無い。

 ゲームは、本当に福岡ペースで、相手のシュートミスに助けられてしまった。札幌は、ゴール前に人数がいない、いてもきちんとしたパスがでないの無い無いづくしで本当に得点の匂いが全くしなかった。

 福岡に先制された時はこれで試合も決まったと思ったが、福岡が最後に守りに入ってくれて中盤でボールを回せるようになり何とかゴール前で波状攻撃を掛けられ、そして相手選手に当ってはいるという幸運が重なり漸く引き分け。

 同点にして喜ぶのは良いがまだ試合が決まったわけでは無いので喜ぶのは試合が終わってからにして欲しかった。その辺り下位に沈むチームの精神的幼さが出た。全くもってこれから上位に食い込もうなどというのはそういった所から直さなければならない。

 しかし、このペースで試合を続けていたらリーグ終盤で漸く上位に届くかという所にまで来てしまった。本当にJ1を目指すというならそろそろ結果が無ければ期待もしぼむ。こんな試合を続けていたら入場者も減り、スポンサーも逃げ出す。

 この辺り野々村社長の頑張りを期待するしかない。果たして小野加入が札幌の流れを変えてくれるのか?それともチームを崩壊させるのか?戦々恐々である。