盗撮

 曇り、気温はマイナス8度。

引用 北海道新聞http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/579248.html) 

美唄署などは9日、道迷惑防止条例違反(卑わいな行為)の疑いで、札幌市東区北39東3、札幌家庭裁判所岩見沢支部事務官新原(にいはら)秀隆容疑者(47)を逮捕した。

 逮捕容疑は9月16日午前7時50分ごろ、JR岩見沢駅構内で、前を歩いていた札幌市内の10代女性のワンピースの下にスマートフォンを差し入れ、下半身を撮影した疑い。

 同署によると、10月下旬に美唄市内の女子高生から「通学時に盗撮されているようだ」との相談を受け、11月初旬に捜査中、JR岩見沢駅で不審な動きをしている同容疑者を発見。同容疑者のスマートフォンから、女性の下着を撮影した動画が見つかった。

 この事件、男の心の中に隠された欲望を表に現してしまったゆえの犯罪なのだが、カメラ付き携帯から始まった、盗み撮りができる道具を手に持つが故、犯行の閾値を下げてしまったのだろう。

 男性の全ては無いにしろ、その欲望を晴らすために自分たちでその仕組みを作り上げようとする。その一つの形態が風俗という名の娯楽である。あれは、多くの男性の奥底に潜む欲望を表に出させようとあの手この手で責めてくるようになっている。それは、誘惑という。

 そういった社会は、やってはいけないことの境界を下げようと動く。更に、エロ雑誌なども売れるためには、男の欲望が強くなれば強くなるほど売れるし、売るためにより過激になる。男性週刊誌なども、政治経済の記事も書くが袋とじなる頁も存在し、如何に男性を堕落させようとする。

 カメラ付きのスマホという道具とそういった情報が氾濫している中で社会的に見れば犯罪という闇に男は落ち込むのである。ハッキリ言ってしまえば馬鹿なのだが。

 この家裁職員も一度では無く何度も同じことを繰り返しているようである。一度であれば事件が発覚することは無かったはずなのに何度も行えば捕まる確率は高くなる。これも成功体験が、どんどん自分の行為を正当化して簡単にできると錯覚してしまい大胆な行動を取らせてしまったのだろう。

 もしこういった行動で名前がニュースや新聞に流れるようになれば社会的地位は失われてしまう。それを覚悟で行動するなら良いが、もし後で馬鹿な事をしたと反省するなら、その行動を起こす前に踏みとどまる覚悟が何故なかったのかと思う。