大荒れの天気

 曇り、気温はマイナス1度。風は非常に強いが雪は付いていないためそれ程緊急というわけでは無い。3月のはじめとしては大荒れである確率は低いわけであるが、あれだけ事前にテレビなどで大騒ぎされると油断しそうで怖い。

 天気図を見ると北海道上空に低気圧が団子のように3つ合わさっている。昨日から有った低気圧を引き起こす大気層の乱れが北海道という陸地に当ることで更に渦が乱された結果こういった状況に成っているのだろう。

 ただし、雨雲はそれ程大きくなく今のところ小樽付近から支笏湖に掛けて流れている。すっかり明るくなった空を見上げると低層の雲が千切れるくらいの速さで流れていくのが見える。それだもの地上では台風が弱まり掛けた時のような強い風が吹くのも当たり前と思わせる。

 上空の風の流れが非常に強いため大雪を今後降らせることは無いだろう。更にこの風は徐々に東に進み、午後にはオホーツク海側が大荒れとなりそうな感じであるが、その風もその頃には大分弱まりそうである。

 季節外れというか、冬の名残のような大荒れの天気もこれが過ぎてしまえば春がもうすぐそこに来るはずである。そろそろ雪の季節も飽きてきた。