選挙

 小雨、気温は13度。風は冷たい。

 参議院選挙も自分の中では盛り上がりに欠ける。だれが何を考えているのかさえも分からず、政党の主張もある意味結果の伴わない戯言のような感じである。本当に必要なのは、日本の将来が明るくらしやすい国になるための方策を訴える政党なのだが、やはり選挙に今勝てばよいという目先の餌を国民の目にぶら下げているようにしか見えない。

 自分の中では消費税は10%に上げるべきだと思う。その税金を社会保障に廻すのは正しい方策だと思う。ただし、それと同時に海外への不正な送金による課税逃れは許すべきではないと思う。

 そういった主張をする政党があれば是非投票したいと思うが、積極的に増税を宣言する政党は残念ながら無い。あれほど以前の民主党は、消費税の引き上げを主張していたのにその看板を下ろし民進党という政党に衣替えしてしまった。その政党名変更と同時に以前の公約は保護にした形である。

 果たして、今週末の日曜日の投票結果でどれだけ政治は変わるのか、もし変わらないとしても自分の住む場所を離れて海外に移住するわけにもいかない。自分の生まれ育った国だからこそ変える努力をしなくてはならないのだろう。