自転車事故

 晴れ、気温はマイナス17度。今週末は、大荒れの予報だが今日は晴天が続くようだ。

引用 毎日新聞https://mainichi.jp/articles/20180216/ddm/041/040/145000c) 

 スマートフォンを手に持ちながら電動アシスト自転車を運転し、歩行者に衝突して死亡させたとして、神奈川県警麻生署は15日、川崎市麻生区の女子大学生(20)を重過失致死容疑で横浜地検川崎支部書類送検した。

 送検容疑は昨年12月7日午後3時15分ごろ、同区上麻生2の市道交差点で自転車を発進させた直後、歩道にいた近くに住む無職、米沢晶子さん(77)に衝突して転倒させ、死亡させたとしている。

 今朝のテレビでも報じていて、その中で監視カメラの当時の映像を流していたが、歩道を歩く人の数は結構おりあの中で前をよく見ないで自電車で走れば人とぶつかる確率が高いと何故気づかないのかと思う。きっと今までも同様の乗り方をしていてこの時も安全だと思い込んでいたのだろう。


 道交法が改正され歩道を自転車は例外を除いて走れないことになった。歩道を自転車が走行できるとしても歩道の幅員が2メートル以上無ければならないし歩行者がいる場合手押しで移動することとなっているが、この規則を守る自転車乗りはまずいない。自分でもルールを順守できるかと言えば自信は無いのが実情であるが、こういった事故が起きるとうかつにそういった事も言っていられない。

 こういった事故を引き起こされるのもやはりスマホの普及が原因の一つになるのは歩行者として道を歩く時に強く感じる。やはり何割かはスマホを手に持って自転車に乗っているのを見かけるからである。

 重過失致死の場合、刑罰は5年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金である。今回の場合、初犯でだろうから懲役などとはならず罰金刑の扱いになるのだろう。

 被害者も命を奪われるという事態なのだから今回の場合罰金刑で済まされるのは許されないとの思いは被害者の親族には強いことだろうと思う。

 この女子大生にとっても軽はずみな行動が自分の人生を狂わせたことに後悔がありそういった事が今後起きないような行動を取ることがないようにすることが被害者に対してのせめてもの償いとなるだろう。

 狭い国土の日本、都会の道は人であふれ更に歩道は狭い。一時期自転車もエコがうたわれ脱車社会の先鞭ともてはやされたが、こういった事故が起きるたび、都会の自転車通行がちょっとした不注意から人に被害を及ぼすことが多くの人に周知される必要があるのだろうと思う。エコのために自電車が許されるのは田舎の道ということになるのかもしれない。