対磐田 0-0

 晴れ、気温は18度。

 昨日は、久しぶりに厚別に向かった。ガンバ大阪戦以来だから数か月振りだろう。日中仕事があり、厚別に到着したのが午後7時。既に選手入場が始まっており席に着いた時は、試合開始の笛が吹かれる前であった。

 磐田の攻撃は、トップの川又選手にボールを当てて攻め込むというやり方が多くそこを抑えてしまえばある程度攻撃のスピードを落とすことが出来、守りやすかったといえる。札幌も最初は相手の裏に選手を走らせるロングボールを大目に蹴る展開で攻守の入れ替わりが激しかった。

 試合開始後15分くらい過ぎると磐田の足も徐々に止まりコンサドーレのターンが多くなる。そこで磐田陣内でハンドの判定がありPKを獲得することになるのだが、このPKをジェイ選手が外したというか相手のキーパーが防いだというか得点を阻止されてしまう。相手のキーパーも上手かったが、あの蹴り方は少しタイミングを合わせやすかったように見えた。この失敗が勝ち点3を逃してしまった最大の要因である。

 その後もコンサドーレは相手ゴールを目指すのだが、相手の体を張った守備に中々ゴールを割れずに試合終了。引き分けで終わってしまった。

 このところ勝利に恵まれていないが、やはり好調故選手たちも高見を目指す様な雰囲気を醸し出してき始めている。やはり勢いが大事なのだが、そこはそれ浮足立つではないが目の前の相手を見ずに勝利はない。まずは残留圏内を確実にしてからACL圏内を目指すほうがとは思う。高見を見すぎて勝利を失うことの方が心配ではある。

 このゲーム、やはり休養充分の宮澤選手の動きの良さが目立った。あの運動量は、日本代表選手のあの選手よりもすごいし、気の利くところに顔を出し攻守の要に本当になっていた。ちょっと心配なのはやはり深井選手である。膝を気にしているのか運動量は少なかった。また駒井選手も心なしか後半スタミナが切れるのが早い。中3日の試合なので疲れがあるのだろうが、涼しい北海道で練習している利はあると思うのだが。

 後気になるのは、兵藤選手である。スポーツ紙の中で先発予想はあるのだが、中々出られない。彼の好守の動きが加わればチームを活性化させるように思うのだが、序列としては荒野選手の次という判断なのだろう。

 それにしても勝ちが欲しいところではある。それが弾みになり勢いを増すと思うのだが次の名古屋戦での勝利を期待する。名古屋も中断中に選手を補強してきているので以前戦った時よりパワーアップしているので簡単に勝たせてはくれないだろう。