地球温暖化へ向かう最後の警鐘

 小雨、気温は19度。台風は関東地方に上陸せず三陸海岸沿いを北上して東に抜けていく予定。北海道にはほとんど影響なく終わった。次の台風14号も沖縄付近を通過して西に向かう予定である。

引用 朝日新聞https://www.asahi.com/articles/ASL886T2QL88TIPE032.html) 

米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題で、反対派の先頭に立ってきた翁長雄志知事(67)が死去した。辺野古の埋め立て承認を県が撤回して工事を止め、秋の知事選で争点にして翁長氏を立てて対抗するという反対派の筋書きは、見直しを迫られる。

 普天間基地の問題で先頭に立っていた翁長知事がお亡くなりになった哀悼の意を表したい。

 

 つい先日普天間のことを書いたばかりであった。平和な世界になることが共通の認識だが、そこに到達するまでの過程が異なれば意見も異なるという典型例であった。

 だから、お互い混じり合うことのない不毛の論争が続くことは避けられず、その所が人間世界のダメなところでもあり良いところでおある。

 何故、良いところということができるかというと、こういった反対論争を封じ込めることができるなら論争は起きない。それが起きていることが民主主義が機能している証であり、それを見ることができるからである。反対意見が封殺されるなら人間は社会の奴隷である。

 

引用 時事通信https://www.jiji.com/jc/article?k=20180808037502a&g=afp) 

化石燃料による大気汚染がこのまま続けば、地球は危険な「温室」状態が永続することになりかねない──。欧州などの研究者らが6日、そう警告する論文を米科学アカデミー紀要に発表した。環境保護と経済成長を両立させるグリーン経済への転換を地球規模で早急に実現する必要があると訴えている。

 このニュースまだ巷では大きく取り上げていないが、大変な事実である。今年は、目に見える被害を与えた異常気象の年であった。この先人類は地球上で文明を発展させるには厳しい状況になるとのお知らせである。

 こういった話になると終末思想の一種と誤解され一笑に付されることになることが多いが、今生きている世代がこのことを真剣に考え行動に移すべき時に来ている。

 地球環境の問題は、日本だけが努力しても効果は無い。地球上に暮らす人類が一斉に行動しなければいけないことなのであるが、その足並みは揃わない。

 京都議定書の時もそうだったが、全ての国が行動しなければ宣言は絵に描いた餅である。全世界の共通の認識として行動すべき時が来ており今が最後のチャンスと言われている。

 予想するに人類の足並みは絶対揃うことは無いと予言してみる。きっと大きな被害が続けさまに起こり既に引き返せないところに来て初めて過去を後悔するのだと思う。

 世界で有数の消費国で、食品などの消費による地球温暖化に寄与している日本、その日本が先頭に立って行動することが求められている。

 地球温暖化が進めば最大60m海面が上昇するかもしれないと言われている。もし、60m海面が上昇すれば、北海道なら石狩地方が海に沈み北海道を縦断する巨大な運河ができる。それ程地球環境が変化すれば、今の世界人口を維持することは困難になる。

 この話は、今すぐにでも全世界の隅々の人に伝えていかなければならない話である。