テレビを買い替える

 霧雨、気温は8度。

 我が家のテレビも地デジ切り替えの時に購入したものであるが、故障もせずずーっと使えていた。しかし、家電量販店のテレビ売り場で8Kの有機液晶テレビのきれいさに驚き、いつかは買い替えようと考えていた。

 その時考えたのは、4K放送が主流になっていないのに8Kは必要ないだろうということだった。それで4Kの有機液晶か普通の液晶かどちらかにしようと考えていた。

 そのまま月は過ぎると同時に、高額だった4K液晶テレビも徐々に価格が下がり始め、メーカーを選ばなければ相当安い金額で買えるようになってきた。それと同時に画面サイズもかなり大きいものが買える状況で、更に待てばもっと安くなることが判っているのでしばらく様子を見ようと考えていたが、12月から4Kの衛星放送が始まるとアナウンスがあり、また、ボーナス商戦が始まるにに合わせ値段が下がったので買うことに決めた。

 すでに4Kテレビを買うことに決めていたのだが、有機にするか普通のものにするかの選択になった。有機液晶は確かに黒の発色が良く、見栄えはすごく良いのだが、画面に蛍光灯の反射がひどく明るい日の光が当たるような場所だと画面が見ずらいと感じた。この点は普通の液晶テレビの画面にもあったことで、今の液晶はわざと光の反射を抑えるようになっている。

 何故、有機液晶テレビの画面がこういう作りになったかと考えると、やはり高精細を強調するためにわざと画面の透明度を上げるために作られたのだろうと思うし、光の透過率を上げるため表面のガラス部分を極端に薄く作って作られたのだろう。そのため、天井の蛍光灯の光の反射もものすごく波打っているのが判る。また、鮮やかさを強調するために展示のテレビは最大輝度に調整されているので周囲の光に負けないようにされている。実際テレビ売り場も、他の電化製品の売り場より証明が落とされているところが多いようだ。

 そこで普通の液晶を購入することにしたのだが、今まで使っていたテレビは45型であるが、そのサイズを買うのならもう少し大きいサイズを買っても有機液晶テレビを買うよりは安くなるため、思い切って65型の液晶テレビを購入することに決めた。


 実際家で見ると今まで見ていたテレビの画面サイズが1.5倍程度になったものだから迫力が違う。更にHDではなく4Kは画面のきめ細やかさが違うため、まるで映画館で映画を見ているようである。

 キャンペーンでNetflixが半年無料だったので、その中からザッピングして映画を楽しんでいるのだが、テレビを見る楽しみが増えた感じである。今までは、録画しておいた番組を再生してみていたのだが、その録画を再生してみる時間が無くなるほどである。