非常事態宣言が必要な時期が近付いてきている

 曇り、気温はマイナス2度.明日は暴風雪が予想されている.この時期の春の嵐は余り嬉しくない.

 

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 新型コロナウイルス治療薬の候補としてアビガンやHIV治療薬が上がり治験されているなかで、更に喘息の吸入薬のシクレソニドが効果があるのではないかと報じられた.

 重症化した際の治療は対処療法でしかなく、これといった治療薬が無かった中で朗報である.

 ただし、抗ウイルス薬ではないためコロナウイルスが死滅するわけではなく肺炎症状の緩和効果になる.それでも重症化肺炎の多くは呼吸困難による死亡が多いわけでそれが無くなるというのであれば治療に役立つことになる.

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 できたら緊急事態宣言は出したくないのだろうが、2月から3月にかけての感染の広まりは、この先の中国武漢を想像させるものである.感染の広まりを抑えるためには強力な措置をとらざる負えない状況に追い込まれる可能性がある.

 もし、今週中の感染者の発表の数が徐々に減少していくのなら緊急事態宣言は必要ない.しかし、今週末に掛けて関s念写の数が増え、多くの都道府県の医療機関に入院する数が増えれば3月末にはパニックになるのは必至である.そうならないためにも一端は国民生活の不自由さを我慢してもらう時が来る.一時の我慢で済めば御の字である時が来る.

 

 所謂今回の件は、国難である.国難を解決するには多くの国民の協力が必要である.それは野党も同様である.一部の野党の議員は、今回のコロナ対策について批判的である.確かに与党の政治的な堕落は酷いものである.それは批判されるべきことである.しかし、今回の新型コロナウイルスについては、積極的に協力できる体制が必要で、一刻を争う対策行う時期でもある.そういったことを弁えて行動しなければ何時までも万年野党の殻を抜け出す良い契機だと思う.