安楽死、嘱託殺人

 晴れ、気温は20度.久しぶりに朝から気温が高い.予報では快晴とのことである.

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 国対国の関係をここまで蔑ろにする国とこのまま関係を続けることが良いことなのか?それを政府が止めないとなるとこれ以上関係性が良くなる気はしない.

 韓国の大統領も今後日本に依存しないという演説を行っている.そういう意味でそろそろ隣国という関係性以外で大きな結びつきを必要としない関係になるのは必然である.

 これに関してこれ以上のコメントは必要はないし、政府は断固とした態度を取るべきだろう.何をやっても許される関係が隣国とにあるわけではない.

 

 

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 安楽死か殺人か?

 現在の日本では安楽死は法律的に認められていない.誰かが死に対して補助すれば嘱託殺人となるのが日本である.

 今回の件であれば、過去の判例から主治医であれば死を早める行為は一部認められている.それは積極的医療をしないということを患者家族の了承を得て行うものである.

 終末期を迎えたとき、積極的医療行為を行っても数日あるいは数週間しか生きられないとなった時、積極的医療を行うことで患者の尊厳を失う可能性がある.

 翻って今回の件は、患者が主治医に主治医の交代を申し出たが、それを主治医が断ったと新聞に書かれていた.もし、主治医が変更になっていたら罪には問われていたのだろうか?その辺りの法律解釈は判らない.

 今回の場合、今後も医療行為を行っていたら存命できる期間はどれほどだったのか情報として得られていない.しかし、自分の意思で死を選択することができる期間はそれほどなかったとしたら自分の意思で死を選ぶこと所謂自殺を選んでいたのだろうが、その自殺も自分の意思で行うことができないという状況で、他人に幇助してもらうしかない立場だった.

 自殺が正しい死の選択といっているわけではない.死を選ぶしかその人の人生が救われないのだとしたらと思うし、その死を選ぶ人になってみなければその思いは判らない.

 その視点に立って今回の件を語るとしたら、死を選ぶことが彼女にとって一番の幸福だったのかもしれない.それも想像だけであるが、このような病気にならなければ、あるいは治る可能性があればきっと死を選ぶことはなかっただろう.そう思うとやるせない気持になる.

 

 安楽死という行為を幇助した医師.人を生き延びらせるためについた職業なのに人の死を司る立場に立ってしまった時、自分は神になったと思っているのだろうか?それともあの世に運ぶ天使になったと思ったのだろうか.