Jリーグ第13節 札幌vs名古屋 0-0

 曇り、気温は14度.昨日は一日雨だったが、今日は天候は回復するようだ.

 

 土曜日の試合、夜の7時から札幌ドームで行われた.土曜日の試合で夜の開催は珍しい.相手の疲労を考慮してのことなのかもしれない.

 

 名古屋との戦い.相手も前線のマテウス、前田、金崎の各選手とDFの選手はこのところずっと出ずっぱりの選手を先発させてきた.相手は中5日と休養を取っているが、やはり連戦の疲れを引きずって動きは悪かったが、その中でマテウス選手だけが本当に脅威だった.攻撃と守備に駿足を飛ばしてボールに向かってくる様は迫力があった.

 対するコンサドーレは、先発から深井選手が外れロペス選手のワントップとなる.またDFは進藤選手が外れキムミンテ選手が入る.

 試合は、一進一退だった.決定機は名古屋の方が多かったが肝心のところでシュートを外すのはお互い様だった.しかし、見ている方は、今日も負けるのではないかとそればかり気にする試合なのがさみしい.

 しかし、ドラマは最後に待っていた.後半のロスタイム、試合が終わろうとする時に相手選手のハンドがありPKをコンサドーレが獲得する.これが決まれば勝利を獲得できる.テレビ前の自分は小躍りした状態である.

 キッカーはジェイ選手ではなくルーカス選手.ジェイ選手は後で先に接触プレーがありPKを譲ったと言っていたが、これまでのジェイ選手のPKの思い出は良くないので、ルーカス選手が蹴るのは納得していた.他にPKを蹴れそうな選手が見当たらなかったからである.

 しかし、ルーカス選手のキックは相手GKの足に当たり、跳ね返ったボールもゴールには飛ばず試合終了.

 ルーカス選手は左に蹴ろうとしていたように見える.それを読まれていたのでコースを変えようとして真ん中になったように感じる.読まれていた時点で負けだった.

 試合終了後のミシャ監督のインタビューは体調不良のためなしということだった.相当あの試合には不満だったのだろう.血圧が上がったかもしれない.