曇り、気温は2度.昨日の夕方から急激に寒くなってきているが、それでも零下には達しない.それが冬と違うところ.既に4月なのにというところなのだが、雪にならないのでOKだろう.
ロシアの黒海艦隊の旗艦というところだから、本来艦隊の司令官が搭乗しているはず.その船がウクライナの攻撃でダメージを受けたということをロシアは認めたくなくて事故と報じていたが、ウクライナ軍の攻撃により沈没してしまった模様である.
写真で見る限り甲板上の側舷にむき出しで対艦ミサイルと思しき物が積んでありあれに直撃されたら誘爆するだろうなという構造だった.きっと後付けで載せたためあのような格好になったのだろう.
Wikipediaで黒海艦隊を調べてみると歴史は古いがそれと同時に所有する艦船も老朽化しているようでこれから近代化する準備を進め、更に黒海に面してウクライナと帰属を争うクリミア半島を領有化したのも黒海艦隊が帰属する港を作るためという理由も有ったようだ.
しかし、この黒海艦隊により黒海からの洋上射撃によりウクライナの都市がミサイルや艦砲射撃により破壊されているためこの船の沈没は痛いところ.これによりロシアの極東艦隊がこちらに出向く可能性もある.極東艦隊は津軽海峡を中国艦船と共同行動で通過したニュースがあった.
昨日、日本海で巡航ミサイルの発射を行い日本を挑発するような行為を行った.既にプーチンの心の中で日本は敵国扱いということになっているのだろう.そういうことに対しては徐々に敵対する国全てに自分達の弱みを見せないという気持ちが伝わってくる.
当然、巡航ミサイルには核弾頭が搭載可能であり、何時でも核爆弾をお見舞いできるとの脅しの一つだろう.更にNATO加盟の準備をしているスェーデン、フィンランドに対してもフィンランド国境にミサイル部隊を移動させたというニュースを聞いたばかりである.
数日前、バイデン大統領がロシアのウクライナでの戦争はジェノサイドと発言した、それに対して他の国がジェノサイドと言明していなかった.
国連事務総長もジェノサイドには明確な定義が有るとのことであり、フランス、ドイツの首脳は言明を避けている状態とされていた.
ウクライナ議会が決議したロシアのジェノサイドに対して国際社会はどう反応するかというところに来ている.
特にマクロン大統領は、極右のルペン氏との決選投票を控えている.その対立するルペン氏は、話し合いによる戦争の解決を訴えており、マクロン大統領派はルペン氏がプーチンと親密だと非難している.そのバランスをとるのに苦労しているのだろう.フランス国内にいる一定数の親ロシア派に対する票集めも必要であるわけで、情勢を見ながら行動するしかないのは明らかである.