停戦交渉は進むのか?

 曇り、気温は2度.風が冷たく寒さを感じる.太陽の光は偉大である.

 

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 ロシア軍がウクライナの首都周辺から撤退し始めたとの報道が有った.さすがに長期戦となりロシアの軍備の補給もままならなくなったわけである.このまま、停戦交渉に進むと思われる.

 

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 ロシアのプーチン大統領にとってこの結末はありがたくないだろう.少なくともゼレンスキー大統領が退陣し親ロ派政権ができないとこの戦争をした意味がない.将来、再度ウクライナNATOに加盟しないとも限らないし、軍備を増強し、核爆弾等を持つようになればそれはロシアの脅威となる.

 その満足な結果を得るためにロシアは相当な経済的困難を受け入れなければならないし、ロシア国民を納得させる根拠が必要になる.

 これからはどちらが音を上げるかの我慢比べとなる.耐えきれなかった方が負けとなるのだが、その決着が付くまでにウクライナに多くの犠牲者が出ることになる.それに耐えなければならないという地獄が待っている.

 

 もし停戦交渉が進んで戦争が一時的に停止されたとして、次にアメリカヨーロッパを中心とする西側諸国はロシアに対してどういった対応を取るのだろうか?一時的な停戦を機にロシアへの経済制裁を止めればまたもとの状態に戻ることも考えられる.それが果たして最良の結果なのか未来は判らない.

 

 ウクライナの避難された方たちが安全に故郷に戻り暮らせることを願うばかりである.