スパチャ

 曇り、気温は20度.朝方ポツポツ降っていた雨も今は上がっている.これからも時折雨が降るとのことで全道の各地で大雨洪水注意報が出ている.降る時は適度な量でお願いしたいが、今の時代洪水になるほど降ることがあるので困ったものである.

 

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 日本のバレーボールといえば、オリンピックで金メダルを取るなど花形スポーツだった.過去形になってしまうが、毎年のように行っていたバレーボールの世界大会も近年開かれなくなり少し影が薄くなってしまった感がある.今年3月に就任した川合会長も大変な時期に会長職に就いたと思っているだろう.

 しかし、この記事になったニュースを取り上げたのは、バレーボールという話題ではなく「スパチャ」という単語からであった.

 

 最近YouTubeでライブ放送をしている動画があり、そのスパチャが出てくるので自分も知ったのだが、所謂、放送者に対する寄付行為のことである.その寄付行為が何故日本バレーボール協会が関わったのかと思い記事を見ると、結局、横領した金をスパチャに注ぎ込んだという話だった.

 時代も変わり、横領した金を注ぎ込む先がギャンブルではなくネットという代物に変わってしまった.

 そして、何時の時代もお金を扱う部署の職員は横領という犯罪に手を染めやすくなる.目の前に自分の金じゃないけれど自分が処理できる金があればそれを自分の金のように思う輩が現れても致し方ない.

 お金を扱う金融機関などは横領を防ぐために色々な方策を立てている職種だが、そういった所でもそういった事件はたまに起こる.一般の組織などは、会計の専門家として何年もその業務に携わることが多く任せっぱなしになる.そして、その緩さから横領してしまう事件が起こりやすい.それも、安易な横領で上手く処理することをせず杜撰な帳簿を作成してしまう.

 

 世の中でお金のある所に金融犯罪が起こるのも、砂糖の近くに蟻が集まるように犯罪者が引き寄せられるということである.