台風6号のこの先の進路予報

 曇り、気温は22度.午前中は雲も無くなり晴れ間が広がるようで、気温も30度くらいにはなりそうな感じである.

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昨日までは、台風6号の進路は台風5号と同様の進路を進む予定だったが、昨日の午前中には東シナ海で90度直角に曲がり日本列島に向かって進むと予想され始めた.まだ、予報円は大きくまだ確定ではない.

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しかし、天気図を見て貰えば分かるように西に大きく張り出した太平洋高気圧の先端が大陸に届き、本体と大きく距離を取ってしまった.その分離した間には気圧上低気圧の谷が形成される.そのため台風の北側にある高気圧にブロックされた台風6号は行き場を失い低気圧の谷に沿って移動することになる.ただし、未だ予想の段階でその通りに気圧の谷が形成されるか不明であるのでもしかしたら迷走台風になる可能性も高い.その場合、日本列島の周囲を行き先が不明なまま彷徨い変な方角から日本列島に上陸する可能性がある.

 台風の風は進路の右側が大きく吹き、左側はそれ程強くないので進路の右側にある場所は風の被害の備えが大切である.

 そして、今のところ台風6号の中心気圧は935hPaと低く、非常に強い大型台風となっている.進路の先にある沖縄地方やその後近付く鹿児島などの地域は甚大な被害に会う可能性が高い.河川に近付かないことと暴風に対する備えは必要である.

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 既に沖縄では航空機が全便欠航になり、40m以上の暴風となる予想である.この先、異常気象が進めばこういった大型の台風が頻繁に発生するわけで、通り過ぎれば安心というわけにはいかなくなる.