小雨、気温は24度．何時本格的な雨が降り出してもおかしくない空模様．これで真夏日になると予想されているが俄かに信じがたい．
北海道は、前線の暖かい空気の側にあり太平洋から直接吹き込んでいる状態にある．雲はできやすく湿度は高いというこの時期の北海道とは思えない状況である．何となく今年が異常気象の転換点になるのではと心配になる．台風も12号が発生し、その前にできた11号は沖縄の近海を通過して大陸方面に進むようだ．その代わり、次にできた12号は、このまま行くと九州地方に上陸して北上する何時ものコースを辿りそうである．こちらは北海道に進路を向ける可能性がある．
台風9号であるが、今猛烈な台風となっている．フィリピン沖に停滞している．衛星画像を見るとくっきり台風の目が見えるため間違って北上しないことを祈るくらいである．
今年の異常高温は、台風のみならずハリケーンをも巨大化させている．ここ数年、アメリカに上陸する巨大なハリケーンのニュースを目にするようになってきている．
今年の冬は世界各地で大きな被害を起こす様な大雪が来るのではないかと危惧する．更に来年は今年以上の異常気象になればと考えると憂鬱である．
今日から、藤井7冠が8冠制覇に挑戦する王座戦が始まる．永瀬王座は、今いる棋士で藤井7冠以外でタイトルを持つ唯一の棋士である．王座戦は先に3勝した方が奪取或いは連覇ということになる．この初戦の勝敗は8冠を目指す上で天下分け目の戦いとなる．ここで藤井7冠が勝利すればタイトル奪取の可能性は9割以上になるのではないだろうか？
このところの藤井7冠の指し手は負けないことを優先しているように思える．ここで攻めればというところで以前より緩い手を選択するようになってきているのは、やはり勝負師としての心構えが出来ているということなのだろう．タイトルを7つも取るということは既に挑戦者としての立場を捨てたといえる．とはいってもこのタイトルは挑戦者の立場である．昔の様な勢いのある指し手も見てみたい気がする．負けない将棋をするのか挑戦者としても失うものは何もないという将棋を指すのか興味津々である．
ア・リーグ3冠王をも目指す大谷選手が活躍するエンゼルスであるが、ついに白旗を上げる時が来た．夏場に大谷選手のトレード話が出た時、エンゼルスは若手を放出してベテランを取るという賭けに出たのだが、その獲得した選手は大きな結果を産むことができず、8月に入ってからの連敗続きはチームが本当に優勝を目指しているのか不明になってしまった．
タラレバで言えば大谷選手の勝利の執念に掛けたのだけれど、他のチームの主力に襲い掛かった故障の波に抗うことはできなかったし、それよりまして大谷選手の故障というニュースで終わってしまった．
結局、あの時に大谷選手をトレードに出せばエンゼルスは来季に望みを託せたはずという意見は当然出てくるが、将来を見通せない現オーナーの元ではいくら良い若手を補強できたとしても無駄という気がする．
既に大谷選手のFAは故障もあり混沌としている．今のところ打者としての評価になるのだろうが移籍は決定事項となるのだろう．投手として2度目の手術を行うかと話題になっているが、それなら漫画ではないが左投げに転向してくれないだろうか？大谷選手の能力なら左にスイッチしても偉大な投手になりそうだが、今まで漫画みたいな活躍を繰り返しているのでそういう展開も期待してしまう．
