統一教会 国民民主党

 曇り、気温は20度.朝も気温が高い日が続いていたが漸く20度を下回るようになってきた.

 日中も30度を超えないようで、ここから徐々に気温が下がってくるのだろう.

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今まで勢力を保っていた太平洋高気圧の影響も徐々に弱まり日本列島に有った熱も引いていく.北海道も気圧の谷間に入り、ここ数日は不安定な天候が続く予定.

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 ここにきてウクライナ国内も戦争開始時の混乱から徐々にその辺りの状況の把握ができるようになってきた.そこで洗い出されるのは、元から国内に有った汚職の実態だろう.悪いことをする人間が相当数政府に居り、そう言う人間は改心することは少ない.その混乱に乗じて私腹を肥やそうとする人間が多数生まれてもおかしくない状況にあったわけである.

 ゼレンスキー大統領が今後西側の援助を受けて戦争を続けるには、ある程度の清廉性を求められる.国民がロシアに対して戦争を続けるには、指導者への信頼無くしてついていくことは無いし、もしその行動が不正にまみれたなら国民は離反するし、当然西側諸国の信頼をも失うことになる.

 ウクライナは善、ロシアは悪という簡単な構図で認識されているが、当然、善の中にも悪が存在する.その存在が際立つことは今の状況で許されることではない.その中で多くの高官が汚職で排除されている現実は、ウクライナの戦争遂行能力に疑問符がつくことになる.その辺りの差配をゼレンスキー大統領が確実に執行できるかが今後の課題になるだろう.

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 旧統一教会の解散命令を請求する流れになりそうだが、今までの自民党議員との癒着の解消をどれほど出来ているだろうか?気になる点である.日本では信教の自由は認められており、各個人において信じる宗教を選ぶ権利は存在する.しかし、一方政治においては政教分離の原則が存在する.如何なる宗教も政治上の権利を行使してはならないと定められている.

 個人においては信教の自由を認めるが政治においてそれを発揮することは許されないと解釈するべきだろう.しかし、実際それが守られているかというと心もとないのが現状である.今回の統一教会の国会議員への関与の度合いを見るに国会議員は自分の選挙のためになるならそれを利用しようとするからである.

 

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 国民民主党の党首選が行われ、現代表の玉木氏が続投を決めた.会見では自民党との連立を検討しているとは語られなかったが、今の党勢から言えば次回選挙によって消え去る運命にあると言わざる負えない.そのために、今のところ自主独立で選挙に向かうという方針を宣言しなければ現職の国会議員が纏まることはないだろう.まずは、自民党との連立を目指すにしても当選する国会議員の数が重要である.

 現状、袂を分かった立憲民主党も、糸の切れた凧のように党の方向性はあやふやに見える.過去の社会党から分裂した組織は、統一性を失い選挙制度を変えてまで目指した二大政党制は夢のまた夢の状況である.

 また、その他政党の中で、維新はそこそこ議席数を伸ばしているが、やはり大阪中心の地域政党のイメージを脱却できておらず、公明党は、自分達の母体である創価学会の弱体化が進み青根吐息であるし、共産党も委員長が交代することなく続けることに内部から批判を受けておりこちらも組織の弱体化が言われている.それ例外は、政治に大きな影響を与えるような政党は存在しない.

 そのため、自民党も選挙で負けないことで、国会議員のタガが緩み始めており、次回選挙で必ずしも安泰とは言える状況でもない.国民の中の浮動層と言われるマスの行動如何によっては足を掬われる可能性は若干残っている.

 どちらにしても日本の政治の基幹となる部分については、不安定と言わざる負えない.その状況は、世界の色々な国でも起きていることではある.

 今後の日本の将来を任せるに足る能力がある政治家は存在しないと断言できる.それならば一層AIに政治を任せるといった理論が徐々に沸き上がって来ることになるのではないだろうか?