習近平 中露北の動き

 小雨、気温は21度.夜中に集中的に雨が降り今も時々雨が降っている.それでも日中は30度近くに気温が上昇するとの予想でびっくりである.

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天気図を見ると北海道の上空は低気圧と高気圧の領域に挟まれた格好となっている.当然ここから前線が発達してくる予定である.ここ数日は晴れたり曇ったり雨が降ったりで目まぐるしく空模様が変わるだろう.

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 日経新聞だけが北戴河会議の情報を記事にしている.

 今年、3期目の主席となり盤石の体制を築くことに成功した習近平であった.そして今があるのだが、思い出されるのは去年の中国共産党大会の会議終了の際、胡錦涛が強制的に退場させられるシーンである.報道では病気のためと報じられているが、それ以外の何かがあったと見るのが当然である.その時の習近平は目の上の瘤である長老を排除し天下を取ったと覆ったことだろう.だから今回の北戴河会議が開かれたことも疑問であるし、その中で習近平が長老たちに諫められたという情報も驚きである.そして、今回のG20欠席は今後の動向に注目である.

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 追い詰められたロシアは藁をもつかむ.この言葉通りだと思う.世界から見放されている北朝鮮は、今のロシアにとって同じ境遇を分かち合う仲間である.更に、陸で繋がり鉄道も開通しているし、北朝鮮の労働者はロシアに出稼ぎに行っている状況であるので、今回の提案は北朝鮮にとっても渡りに船である.

 北朝鮮人工衛星打ち上げ失敗の後でも次に人工衛星を打ち上げられるのも、密かにロシアの協力を得ていることは間違いない.そして、ミサイルの技術向上も同様の協力があった可能性が高く.今回のウクライナ戦争は、そういう意味でならず者国家と呼ばれる国々に最新の武器を生き渡せる負の効果があったと思う.

 中露北の3か国に限らず、今後アフリカ、中南米の諸国が経済的地位を確立すれば、今の西側諸国は今まで優位性を失う可能性が徐々に高まってきている.気掛かりなのは、今回の件がNATOに対抗する軍事同盟となり、それにアフリカ、中南米、中近東の国々のいずれかが参加するようなことがあれば、第2次世界大戦後の東西対立が再現される可能性が生まれることである.