晴れ、気温は0度．放射冷却現象で気温が下がったようだ．
北海道は高気圧に覆われ全道で晴れ間が広がるようだ．更に日中は所により20度近くになるところもあるようで寒暖差は大きい．
今回の事件でハマスは大勢の人を人質に取っている．目的は、ガザにイスラエル軍が簡単に突入できないようにするためであろう．だからと言ってイスラエル軍が空爆を止めることは無い．
イスラエルは、世界に名だたるIT国家である．国内はもとより世界の諜報機関に技術を提供している国である．今回のハマスの奇襲はそのシステムを欺いた格好になっている．その件もあり、人質救出及びハマスの戦闘員排除を確実に実行しようとしている．それはイスラエルの威信を掛けた行動にもなる．もしこれが成功するならこういった経験を世界が共有することにもなるのだろうと思う．
岸田首相の所信表明演説がトップニュースになっている．その一つが物価高に対する対応が所得税減税であるという点である．減税という言葉で国民を納得させようとしたが、やはりその部分は他の政策との整合性を取らなければならず今後の国会での対応が岸田首相の命運を握る．
どうしても国民は国際的対応よりも国内の対応を重視する．それで今まで有権者（投票に行く年代）を対象とした選挙対策で優遇した政策を取ってきた．それは高齢者に対する優遇が目立つ政策である．その点で言えば今回の政策は、主要な労働者世代(働き盛り）に訴える政策だと言える．野党はそれに対して低所得者に対する減税にならないと訴えるのは当然である．
昨日の事故だが、JR北海道の列車は度々動物との衝突事故を起こし運休を繰り返している．以前より線路内への鹿の侵入が増えており、今回はクマということになった．
更にJR北海道の路線は既に多くが老朽化し、それを改善しても乗客が増えないことを見越し、どんどん廃止が進んでいる．JR北海道的には、採算路線と新幹線を維持することに将来のJR北海道の存命を掛けていると思う．それ程、北海道の現状は採算を取るのが困難になっている．更に少子高齢化が進めば、通学での利用が地方では減り、遠くの学校に通う学生は、JRではなく下宿や寮などを選択せざる負えない．本当に北海道の地方は子供がいなくなってしまう．
それに対して道庁は何ができるかというと何もできないのが現状である．北海道で何か行うとしたら多くが国の補助金を当てにした物になってしまう．これを変えることは果たして10年後20年後のスパンでできるだろうか．北海道民の力が試されていると言える．
