曇り、気温は12度.
北海道の周囲に低気圧が集りすっかりおおわれている.この影響で全道的に天気は下り坂になる.この傾向は、週前半は続くようである.
ガザ地区を管理できていたと信じていたイスラエルにとって、自分達の不手際に見える状況を全面侵攻で覆い隠そうとしているように見える.その辺りは、ハマスも狙っての攻撃だったと思うので、ハマスのとって多くの犠牲者が出たほうが世界にイスラエルの非道さを訴える効果があると考えてもいる.今回の紛争に関してはイスラエルは何処で足を止めるのか、それができるのかが今後の焦点になる.その足を止め争いを何処で収めるのかはイスラエルに選択権がある.
ここでこの紛争が何処まで大きくなるかがかかわってくるのがイランの動きだろう.イスラエルはイスラム社会にとって永遠の敵でなければならない.それは、因縁のようなものである.
イランをアメリカは説得しようとしているようだが、イランは北朝鮮と関係が深く、核兵器の開発も噂される国である.世界にとって大きなカギになる国である.イスラエルは以前からイランの核兵器開発には敏感である.もし、参戦すると超えられない壁を超えて行く可能性が高まる.
この争いについては、どこで決着が付くかと問われれば決着はつかないというのが答えだろう.どこかの時点で停戦という言葉が出てくるだろうが、それは真の決着ではない.決着が付くとしたら人類が地球上から存在しなくなる時までだろうと思う.
イスラエルとハマスの争いの間もウクライナ戦争の状況は刻々と変化している.クリミア半島でのウクライナの攻撃が激化しているようで、そのため黒海艦隊はクリミア半島を離れロシア南部の港へ移動した.その一方、北朝鮮から武器弾薬がロシアに送られロシアの武器弾薬不足を補おうとしている.北朝鮮はこの見返りにミサイル、戦闘機を得るとのことだが、密かにミサイル技術の移転を企てていると思って良いだろう.今後、武器、弾薬の輸出は続き、それによって北朝鮮の旧式化した軍隊の装備が近代化されると言って良い.ウクライナ戦争が終わらないことで北朝鮮が力をつけるという日本にとって最悪の展開になっている.
ロシアが企てた戦争は、間違いなく世界を混乱に陥れさせ今までの世界秩序を破壊しようとしている.プーチンにとって最初に企てた意図は、自分の栄誉を守るためという単純な理由だったかもしれないが、それが波紋を広げ世界の発火点に影響を与えることで世界各地で混乱が引き起こされている.