政治資金規正法 ドラマ化の功罪

 晴れ、気温はマイナス6度。

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 天気図を見ると今日は全道的に晴れで日中はプラス気温になりそうである。ただし、これも週末に向けて徐々に悪化していく予想である。

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 政治資金の問題、自民党内では改革意識が高くなさそうなのは、まだ国民は自民党を支持してくれるものと勘違いしていると思われる。その理由に野党の支持率が低いことがその思いを強くしているのだろうと思うが、やはり、国民はバカではない。このままの姿勢を見せているとしっぺ返しを受けるだろう。更に思うのは、次の総理を狙う自民党内の政治家の動きである。次なる総裁選向けに突出した動きを見せれば党内の支持を受けられないとの思いが強いのだろうが、そういう了見ではこの先世界に伍して行けないのは明白である。

 その中で政治資金規正法の厳罰化として連座制の強化が出ているが、最低限、法令に違反したら政界から排除させる仕組みを作ることは必須である。こういった不祥事が起きる食べ政治家の不真面目な釈明が続く、そういったことも許さない方法を編み出さない限り政治家という職業が変わることは無い。悪いことをした政治家はどんどん排除していくことが、新しい政治家を生み出し世襲制を打破する切っ掛けになるのではないのだろうか。

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 この問題、Xで数日前大きな騒動になっていた。ことの発端は、日テレと原作者の間でテレビドラマ化にするにあたり、まだ連載途中なので原作に忠実にドラマを作ってほしいとの約束があり、その合意の元ドラマ化が始まったらしいが、その約束が守られず脚本の見直しを要求し、最後は原作者自ら脚本を書いたようだ。それに対して、脚本家が原作者が介入し脚本を書くのは業界のルールに反するとXにポストしたことがこの自殺の発端である。その後、それに対して原作者がXに自分が脚本を書いた理由をポストしていたが結局自殺に至ったわけである。

 原作をドラマ化してほしい原作者はおり、改変をも厭わないひともそれぞれいるだろうと思う。しかし、原作のストーリーを改変しないと契約したならそれを守るのが筋であり、脚本家やプロデューサーの元で原作者の意図を無視してドラマ化するのはあり得ないことである。その点は本当に残念なことである。