紀州ド裁判 竜王戦 岩政新監督

 曇り、気温はマイナス8度。

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 少し冬型の気圧配置は緩むがこれもつかの間でまた真冬に戻りそうである。今日一日は晴れ間も多いと思われる。

 

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 紀州ドンファンと呼ばれた人物の殺人事件、犯人として起訴された元妻の無罪が地裁で言い渡された。マスコミは有罪という形で報道していたが、報道される内容は明白な証拠ではなく状況証拠ばかりであった。こうなると冤罪という恐れがあるわけで裁判官は有罪を言い渡せないだろうと思っていた通りとなったわけである。

 こういったほぼほぼ有罪だが明らかな証拠がないといった容疑者の報道のありかたはどうなのだろうという事例である。昔あったロス疑惑なども明白な証拠がないなかでワイドショーが盛んに報道し、その容疑者もマスコミに登場したりと大騒ぎだったことを思い出す。

 

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 昨日行われた竜王戦第6局、藤井竜王の勝利で4期連続の戴冠となった。後一期で永世竜王となるわけである。

 感想戦では佐々木八段が初日の1六角を悔やんでいたが、そうやって藤井7冠と対戦して敗れていった棋士が多いことも確かである。その最善手を選択できずそれを引き摺ってズルズル敗れるのはまだまだというところだろう。やはりその辺りの部分はこれまでの名人位を何度も獲得するような棋士は疑問手を指してもそれを苦としない強さがある。藤井7冠もこれまで疑問手を打たないわけではなくそれを凌駕する何かがその後もあったわけでその違いは大きいだろう。

 

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J1で“監督シャッフル”…福岡の長谷部氏→川崎、川崎の鬼木氏→鹿島…2人の指揮官は新天地でチームを復活に導けるのか(RONSPO) - Yahoo!ニュース

 J1リーグの監督選びは、人材に苦労しているあるいは監督予備軍の質がまだまだということらしい。ヨーロッパの各リーグもプレミアリーグチャンピオンズリーグに出るようなチームの監督になることを目指し新しい監督が出てくる。その出現はダイナミックであると同時に新人監督に失敗は許されない。その状況で言えばJリーグは中々新人監督は出にくい狭き門である。本来なら積極的に採用するであろう下部リーグほど昔の名前にこだわる。チームにとって監督選びの失敗はチームの消滅に繋がりかねないからであろう。その傾向は、トップリーグであるJ1でもいえることで監督選びは既に実績がある監督が優先され、外国人監督でさえも同じような名前が多く出てくる。

 そして我が北海道コンサドーレ札幌の監督選びが既に道新で報じられたていた岩政氏に決まった。岩政氏は鹿島で選手生活を送りDFとして活躍して日本代表にもなった経歴を持つ。選手としての経歴はまったくもって素晴らしいものがあるが、引退後のコーチや指導者としての経歴は順風満帆ではなかった。プロ選手引退後に関わった東京ユナイテッドFC東京大学ア式蹴球部で一時話題になったことを覚えている。その真相は部外者では分かりにくいことであったが関係者が情報発信してその内容が話題になった記憶がある。その後、古巣の鹿島に戻りコーチからシーズン途中から監督になったが、その時も成績不振で発言があれだった記憶がある。教員免許や大学の准教授を経験しているので緻密なサッカーをするかと思われるが、外野から見た感じは選手能力に依存するような感じでシステマティックなサッカーをするわけではないと感じる。会見ではミシャサッカーを継承すると発言しているが、果たしてそれができるか見守るしかない。理想は広島でミシャサッカー後に森保氏が監督になりミシャサッカーにアレンジを加えて成功した時と同じようにミシャサッカーをどれだけアレンジして向上させるかに期待したいところである。