北オセチア共和国

北オセチア共和国のテロ事件は、強行突入で解決したようです。

北オセチア共和国は、ロシアの共和国の一つで、ソ連崩壊後にできた国である。
ロシアで内紛が続くチェチェン共和国の西に位置している。
昔、社会科で勉強した記憶があるが、ロシアの穀倉地帯とよばれたコーカサス地方と聞けば地理的位置が思い浮かぶ人も多いのではないだろうか。−

この「テロリズムによる犯人の要求は、力で解決する。」と言う解決方法は、欧米諸国では当然の流れのようです。
確かに、犯人の要求に屈していたら、第二、第三の同じような事件が起こり、国を守ることはできないと言う理論は正しいと思います。

昔の日本では、旅客機がハイジャックされた時、日本の首相は「人の命は、地球より重い」といって、犯人の要求に従い、身代金と、犯人の要求する受刑者の釈放と言う措置を取った。

もし今、日本で同様な事件が起こり人質に取られた場合、そのような超法規的措置は行われないだろう。

人類の生まれた時から延々と続く、人間と人間の争い、
歴史の中で途切れる事の無く受け継がれた争いの遺伝子は、振幅の強弱はあれ永遠に続く。話し合いでの解決などお互いが極限まで反発し合っている状態では望むべくも無い。
当事者同士の間では相手にの命の重さなどは無いに等しいに違いない。そして力対力の争いは、両者が倒れるまで終わる事は無いだろう。

「日本は世界の紛争の平和的解決の努力をして欲しい。」

言葉にすると、本当に無責任かもしれない。
日本の誰がするのかが抜けている。
解決の努力をするのは、国民?政府?総理大臣?

誰?