民主党

 雨、昨日の日中は、止んでいたのだが、また夜から降り出し、今も降り続いている。家の庭の紅葉もすっかり葉を散らせスカスカの状態である。庭や道路には落ち葉が黄色く埋めている。
 ぬれ落ち葉状態なので、このままにすると道路にへばりつくことになる。それが大問題である。秋の風物詩とはいえ自分の家の前だけ落ち葉が溢れていては片付けざる負えない。


 国会は、自民、民主が席を変え立場が逆転したため、今まで与党の立場で質問していた方も野党の気楽な気持ちで質問できるため、心なしか自民党議員の表情も生き生きしている。それとは反対に、今まで自民党の閣僚の立場に立たされて民主党の閣僚の居心地悪さは画面を通じて伝わってくる。
 今まで、相手の重箱の隅をつつくような隙間の質問をしていた民主党議員は、今度はその逆の立場で質問を受けなれていない分、不利なのは承知だろう。あれで音を上げるようでは大臣は務まらない。そうして民主党議員もタヌキおやじのようなのらりくらりとした答弁が増えるのだろう。

 それは民主党らしくないと有権者が思っても、そうせざる負えない環境が既に出来上がっており。官僚の操り人形にならないと必死で思っても徐々に官僚の手を借りないと答弁できない状況に追い詰められていくのだろう。
 それは、民主党という新しい革袋がいつの間にか古い革袋に変わる瞬間ともいえる。

 できることなら、新しい革袋のまま、中身の水を入れ替えることで新しい日本の政治というものを作り上げて欲しいのだが、それを言うのは、欲張りなのだろうか?

 でも、あれだけ国会議員の数だけ揃えても、所詮、どんぐりの背比べ状態で、全体のレベルは上がることは無い。やはりアメリカ式の大統領制を考える時期に来ているのではないだろうか。