立憲民主党

 曇り、気温は19度.秋雨前線と呼ぶような長い前線が北海道から九州までのびている.

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 野党第一党の立憲民主の党首が決まった.相も変わらず枝野氏というのが情けない.共産党の党首が密室で決まるように、立憲民主も出来レースだった.それに対してマスコミは声を上げて批判はしない.そんなもんだと思っているのか、それとも言わない掟があるのだろうか.

 確かに自民党総裁選は、選ばれれば日本の総理大臣になるという仕組みになっているため、国民の意思を反映させるべきだという意見はあると思うが、少なくとも議会制民主主義を標榜しているのだから、国会議員の中から国会議員が選ぶというのが原則である.もし、直接国民の意思を反映したいのなら憲法を改正して大統領制にすべきだろう.

 そういう意味で、今回党員選挙を行わないのは遺憾という意見は間違っていると思う.どこからそういった意見が出るのか?批判するための理屈をひねり出したと言わざる負えない.

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 立憲民主党のテーマが「公助」らしい.菅さんの「自助」という発言の対抗として持ってきたらしい.その中で旧民主党時代の失敗を繰り返さないとおっしゃっている.

 公助という言葉は、単語で有り具体的な内容は何も伴っていないため、実際の運用をどうするか明らかにならなければただの甘い言葉である.

 また、コロナショックの日本経済の未来ために、財政規律は据え置いてお金を投入するらしい.更にその財源に所得税法人税増税するらしい.この辺りも政権与党にならなければ実際のところ不明である.

 これからの党の姿勢を見てもらいたいと宣っているが、国会が始まってもモリカケ問題とか、お花見問題とかまた同じように追及するのか興味がある.

 東アジア情勢の緊迫化を迎えていた最中でさえ国内問題をほじくり返していた姿勢を少なくとも辞めてもらいたいもんだ.その点は、僅々の課題を国会で取り上げるようなので期待したい.