対 千葉戦

 雨、まだ台風は北海道には最接近していない。気温は6度。


 厚別での試合、仕事の為CSで見た。風も強くどちらが有利かと言えば札幌だと思ったが、残念ながら風上に立った札幌の攻撃は、前半の失点を取り返そうとする余り攻め手に工夫が無く、相変わらずシュートのチャンスでパスを選択し、パスの選択をすべきところでシュートと選手の判断力の無さにがっかりである。

 これがワールドクラスならシュートチャンスにパスを選択などしないし、パスすべきところも強引にシュートに行く。それで何割かは決めてしまうのだから許されるが、札幌の選手のように枠に行かないシュートをいくら打っても得点に成らないし、枠に行ったシュートもキーパー正面というツキの無い所が札幌らしい。

 前半の終了間際の失点が返す返す残念である。普通綺麗にゴール方面に飛んでいくなどというのは、攻撃時にも有りえない。そこが運命に分かれ目で、この試合勝てないと選手たちが思い込んでしまったのだろうか。

 タラレバでいえば、前半無失点に抑えたのなら後半、風上に立つ札幌が優位だったろう。それにしても千葉のお金の賭け具合は間違っているとしか言いようが無い。

 

 札幌の3倍くらいお金を掛けてあの程度なのだとしたら、今年の昇格は有りえないだろう。来年共に戦う可能性が高い。札幌も選手強化費が今年の倍と成るようなので、千葉のように使い方を間違えなければそこそこ底上げはできるだろう。きっと増えたお金は、外国人選手獲得に向けられるのだろうが、中々良い選手は来てくれない。バルバリッチ監督の伝手を頼るのか、それとも今、強化部長が旅経っている南米の選手に金を掛けるのか?

 残り6試合、6位以内は徐々に厳しくなってきた。磐田戦あたりで6位以内を争う事が出来れば御の字だろう。