郵政民営化。今が旬だけど。

郵政民営化法参院で否決なら、衆院解散。

 国会議員の皆さん、特に自民党の皆さんは、気楽でいいですね。
 
 自分の党の総裁の言っていることに対して反対する。普通だったら、自分で党を飛び出すか、自民党内で総裁を罷免するかの手続きを取るのが普通だと思うのですが、そういう考えはないようです。

 郵政民営化法案は、将来の日本にとって正しい選択かもしれない。しかし、将来の国民の生活が危うくなるような、年金、医療に関しての何の将来像を示さずに、ただ郵政民営化だけを一番の議題に上げるのは如何なものでしょう。

 自分としては、郵便局が、国の機関としての業態のまずさや、親方日の丸的な郵便局職員のあり方について問題はあると思います。まあ、郵便貯金を財源とする財政投融資に関しても叩けばホコリが出るのは、道路公団より多そうなのは自明の理のように感じます。ここら辺は解決しなければいけないし、民営化しなければ解決できないのなら諸手を上げて賛成です。ただし、それが不可能な形で、ただ民営化されたのでは国民はだまされたも同然です。

 ここで、国会とはどういう役目を果たすのか、或いは国会議員の使命は何なのか、原点に戻り審議を続けて欲しいと思います。

 国会議員も職業の一つなんですかね。見ていると、サラリーマンと変わりはしない感じです。