雨がいつでも降ってきそうな曇り空。黒々とした今にも降りそうな雨雲と言うわけではないが、高い空を満遍なく覆っている。
引用 朝日新聞(http://www.asahi.com/business/update/1021/TKY200910210119.html)
亀井静香郵政改革担当相は21日記者会見し、日本郵政グループの持ち株会社である日本郵政の次期社長に、元大蔵事務次官の斎藤次郎・東京金融取引所社長(73)が内定した、と発表した。「郵政民営化見直しに対する考え方が連立3党と一致している」ことが起用の理由。ただ、「脱官僚」を掲げる鳩山政権の方針とは矛盾するだけに、斎藤氏は郵政事業の立て直しの具体的な成果が問われる。
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斉藤氏といえば、思い出す言葉は「ノーパンしゃぶしゃぶ」である。申し訳ないが是非その頃の思い出を赤裸々に語って欲しい。
自分は聖人君子では無いのでそれが悪いとは思わない。ある程度の金額であれば接待を受けて構わないとも思うが、その当時大蔵省の役人が多数受けたのが問題だったはず。
確かにそんな所は、個人では中々行けないだろう。だから接待の場所に選ばれたともいえる。そのため問題化した後は瞬く間にそういった店が消えてしまったはず。
さて少し真面目な話に戻ると、この郵政民営化の過程でどれだけお金が増えたのか消えたのか知りたいところである。
国民の多くが使っている郵便貯金の多くが、国債の購入や国への融資に使われている。預けた国民が一斉に引き出すことが無ければ、金庫に現物が無かったとしても問題はない。
噂では、利益も出してはいるが相当な焦げ付きがあると言われている。今回のアメリカの破綻は日本郵政の懐も相当ダメージを与えたはずである。
今回の郵政民営化の流れを反転させたのは、そのお金を自由に使うことが出来るようにしたいと言う勢力が民主党の勝利に一役買った筈である。
そのためのマスコミを使った小泉、自民党批判であったと思っている。今回、斉藤さんが社長になるに当たってマスコミはこぞって「官僚支配」であると怒っている。
と言う事は、日本郵政を民営化させないようにしたグループも一枚岩ではなく複数のグループがそれぞれの思いで纏まって動いたと言うことだろう。これだけ動きが激しければこの先波乱が起きるのは間違いないところである。