ブログ上の論戦

blog上で論戦を戦わせるのを見るが、結局お互いに自分の主張を譲らずに終わってしまう。

 通りすがりの者の気楽さでそのやり取りを眺めるのだが、それがまっとうな意見だとしても、言われた本人がそれを理解しないのでは、論争にならないし、結論など出るはずも無い。

 これは、国と国との外交にも言える。政治家もそう。
 人の意見を受け入れない人を説得することは不可能である。その議論に決着をつけるには、いかに多くの外野を味方に付けるかでしかない。
 自分の意見に賛同するものが多ければ多いほど良い。ただ、外交や政治ではそれでも決着がつかないことは多い。それは、ネット上でも同じか。

 世間には、討論好きが多い。なんやかんやと話を見つけ、討論を吹っかけてくる。ネットに登場する人は、少なからず議論好きなのだ。現実世界では、引きこもりでも、ネット上では論客になることが出来るのも特徴である。

 しかし、ネット上であろうと現実世界であろうとも議論するのは大切である。他の人が何を考えているか知ることが出来るしさまざまな意見に世間がどのように反応するかも知ることが出来る。

 でも、ネット上では釣りの人も沢山いらしゃるので釣られないように。